【レビュー・感想】DIR EN GREY 京さんの軌跡、性格、芸術家としての才能〜DIR EN GREY の京さんはもっと評価されるべきだと思う〜
DIR EN GREYはテレビなどの大衆向け媒体では取り上げにくいバンドだと思いますが、ミュージシャン、アーティストとしては20年間最前線で活躍しており、実力は間違いなく本物なので、皆さんにもっと興味を持って欲しいと思っております。
そんなバンドの中でも特に異彩を放っているのは京さんであり、知られてない多彩な才能などを本記事で紹介させていただきます。
- 1. 京さんのプロフィール、軌跡※追記(2019/04/13)
- 2 ヴォーカリストとしての才能
- 3 写真家としての才能
- 4. 画家としての才能
- 5. 無意識に徹底されている京という個人・個性
- 6. 最後に
1. 京さんのプロフィール、軌跡※追記(2019/04/13)
1.1 プロフィール
京さんの基本的なプロフィールは以下のようになります。
本 名:西村 宏則
誕生日:1976年2月16日
出身地:京都府
血液型:B型
身 長:160cm
職 業:ミュージシャン、ヴォーカリスト、作詞家、写真家、画家
活動バンド:DIR EN GREY、sukekiyo
ジャンル:ヘヴィメタル、オルタナティヴ・ロック、ロック、アンビエント等
音楽を中心に自らの世界観を広げる活動として、写真家や画家としての一面も持ち合わせています。
近年ではオリジナルキャラクターの「ゼメキス家」を生み出し、グッズ作成やカフェオープンなどの活動の幅を広げています。(詳しくは後述)
1.2 京さんの生い立ち〜DIR 結成まで〜
京都府で生まれ育った京さん。幼い頃はパン屋を経営しているご両親が多忙で、幼少期の思い出や写真といった記録はほどんどなかったそうです。
ただ、決して暗い少年ではなく、小学生の頃は友達と仮面ライダーごっこやゲームで遊ぶ普通の少年だったようです。一方では、特定のグループには属しないなど、少し変わった少年でもありました。
中学生になると、思春期も相まって、世の中に対する不満や疑問を強く抱き始めるようになります。同時にBUCK-TICKやXといったバンドに興味を持ち始めます。(余談ですが、両バンドに引かれた理由は髪型がアニメキャラのようだったからだとか。アニメも好きだったみたいですね。)
バンドと言えばギターという考えがあり、HIDEさんが好きだったこともあって最初はギターに挑戦したのですが見事に挫折してしまいます。その後はベースを借りて遊んだりもしたようですが、基本的にヴォーカリストに惹かれている事もあり、ヴォーカリストの道を選ぶこととなります。
音楽にのめり込んだ京さんは色んな音楽を買いあさって自分に引っかかる音楽を求め始めます。THE STALIN、GASTUNK、メタリカなど様々な音楽を聞いており、激しい音楽を好んだようですが、バンダナが似合うバンドが苦手でメタリカとかには引かれなかったんだとか。
中学を卒業後は京都の中央市場で仕事を始め、同じ市場で働いていたバンドマンからローディーをやらないかと話を持ちかけられ、本格的にその道に足を踏み入れるようになります。ローディーの傍で自らもバンド活動を始めるようになります。
親からは反対もされたようですが、バンドで食っていくと確固たる意志を貫き現在まで活躍をされてきました。
バンド活動においては京さん自身の中で絶対的な理想像があり、それに対して妥協は一切しなかったとのことです。
お客さんの反応を感じるよりは自分が追い求める満足感を感じたいとの思いでステージに立っており、気にくわないことがあればMCで文句を言ったり、竹刀を振り回すなどしていたようです。
後述しますが、この頃から上手く歌うということに関心がなく、その場の空気感や世界観を作り上げることにエネルギーを使っているようでした。
その後はいくつかのバンドを経た後にDIR EN GREYを結成するようになります。
1.3 DIR EN GREY での活動
バンドとしての詳細は下記のリンクを見ていただきたいと思います。
DIR EN GREYの2ndアルバム「MACABRE」では自分のイメージややりたい事を盛り込んだものの、歌や声というものには貪欲に考えていなかったようです。
しかしツアー中に患った突発性難聴により、自分はいつまで歌えるのかわからないと感じ、DIR EN GREYの活動を悔いの残らないようににすべく気持ちを切り替えるようになります。
その後のヴォーカリスト京としての詳細は後述いたします。
1.4 京さんの性格
京さんの自己分析では、自分は人とはうまく行かないという拒絶的な部分があるとのことでした。
実際若い頃は周りからは対人恐怖症と言われるくらい話をしなかったそうで、現在でも積極的に他人と関わることはしないようです。
DIRのメンバーとも距離を保っているようですが、この緊張感が、より良いライブをつくり出すことにつながるとも考えているようです。
一見すると愛想がないようも見えますが、裏はしっかりしているというのが僕の考えです。
SUGIZOさんや千原せいじさんとの対談では常に物腰柔らかく話をされており、礼儀正しく見えます。
また、千原せいじさんとの対談では、「僕は意識して分けてるつもりもないですけど、普段からライブみたいな感じだったら、ただの気狂いですからね。」と発言しており、オンとオフを切り替える事が出来る人なんだとわかります。
同対談では更に以下のような発言をしております。
「そうですね。僕もやりたいからやるだけだし、そのときの瞬発力は高いと思う。今はまたやりたいことがたくさん出てきちゃってるから、これからそれをまたカタチにしていくだけなんですけど、とにかく今は時間がなくて。僕は「これがひとつ終わったら、次はこれ」みたいにはできないんですよね。それぞれが散漫になっちゃうというか。」
火が付くとどこまでも突き詰めるタイプのようですね。
京さんは基本的に芸術家向きの性格なのだと思います。
2 ヴォーカリストとしての才能
2.1 上手く歌う事に興味が無い、追求すべきは歌詩の世界感
DIR EN GREYの歌詩は、ほぼ全て京さんの手によって生み出されています。
メンバーの作ったデモテープを聴いた段階で、曲の世界観を感じ取り、自分の中から生まれてくる感情をそのまま表現し、歌詩としているのとの事です。
それがそのままメロディーとして採用される事もあるとか・・・・
歌詩はバンドの根幹にもある「痛み」を表現するものが多いですが、その内容は聴き手によって様々なとらえ方の出来るものとなっています。
京さん自身も生み出し終えた歌詩は自分の手を離れたものとなっており、聴き手に対して歌詩の意味を押し付けがましく伝えたく無いと言っていました。
ただ、最近発売された人間を被るでは、歌詩も難解なものではなく、ストレートに伝わりやすいものにしたらしいです(それでも聞き手によって感想は変わるものだとは思いますが)。
ライブでは楽曲や歌詩の世界観を追求するために、かつては痛みを表現するために、ライブ中にも関わらず、体を爪で傷つけ血だらけになるなど、楽屋裏で救急車が待機している事もあったそうです。
CD音源とは異なる歌い方をする事もあり、その時の自分の感情や会場の雰囲気などで、表現方法も変わっています。
よく、京さんは歌が下手と言われることがありますが、実はCDにも負けないクオリティで歌う事もできます。
UROBOROS以前は、過激なパフォーマンスやCD音源とはかけ離れた歌い方を行い、楽曲の世界観を表現していましたが、ファンの子に自身の想いが本当に届いているのか?
と疑問を感じられたようです。
その疑問から、自分だけではなくオーディエンスを引っ張って行く必要あると感じ始め、自分の持つ世界観をアルバムUROBOROSに凝縮し、それを100パーセントライブで再現するようにしたようです。
そうして歌う京さんの歌唱力は、CD音源にも劣らないものとなっていました。
2.2 唯一無二のヴォーカリストとしての歌唱能力
以下Wikipedia引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/京_(ミュージシャン)#ボーカリストとして
地声(ミックスボイス含む)での音域は、lowE〜hihiC(3.5オクターブ弱)であり、インディーズ当時より1オクターブ以上も広がっている(ホイッスルボイスの最高音はhihihiG#(G#7))(ROTTING ROOTの3:11付近)。一般成人男性の地声の平均声域はlowG(G2)〜mid2G(G4)(2オクターブ)程度であることから、比較すると、一般的な成人男性の平均値よりも、かなり幅広い声域を持つことが窺える。
様々な歌唱法を使用しており、非常に高い音域のファルセット、グロウルボイス、ガテラル、シャウト、スクリーム、ホイッスルボイスなどを多用する。
上記の歌い方に関して京さんは、色々な歌い方をなんとなく歌えている人は多くいるけど、一つ一つを高いレベルまでに歌えている人はいないと言っており、自身はそれができるようになろうと、研究を重ねていたようです。
鍛錬の結果として、どの歌唱方法も非常にレベルが高く、海外のメタルのボーカリストランキングでも名を連ねるようになったとか。
忘れてはいけませんが、ここまでの歌唱方法を身につけたのは、歌詩の世界観や楽曲の世界観を表現するためだということですね。
3 写真家としての才能
近年の京さんは音楽活動自以外にも絵を書いたり写真を撮るなど、表現の幅を広めていっていますが、京さんが撮る写真は素敵な花や微笑ましい家族写真ではありません。
被写体は、人の手によって作られ、使われ、捨てられ、廃棄物となった忌み嫌割れるものであり、そこには人の負の部分が感じられます。
そういったものに惹かれる京さんは、人の負の部分に対して敏感なのかもしれません。
紛争地帯で、戦争の悲惨さを訴えるカメラマンも人の負の部分を写真に納めていますが、彼らの写真からは負の部分を見つめ直し改善していこうという想いを感じることがあります。
しかし、京さんの撮る人の負の部分の写真からは、環境を綺麗にしようだとかの想いは感じられず、むしろ、「人とはこういう生き物なんだろう」と言われているかのように感じます。
写真家に詳しくはありませんが、京さんの撮る写真もやはり、独特の感性から生まれる唯一無二のものとなっているのでは無いでしょうか。
https://www.cinra.net/interview/201404-sukekiyo?page=2より画像引用
4. 画家としての才能
「輪郭」のCDジャケットは今日さんが作成しております。これまで特に絵の勉強はされてなかったようで、歌詩同様に自分の中の感性をあるがままに表現したと言っていました。
率直に言ってしまえば不気味ですし、何を感じとれば良いのか迷ってしまう絵です。ただ、京さんが自身の中にあるものを目に見える形で表現したときにこのようなものが生まれたのです。
純粋な子供の落書きからは決して生まれない禍々しさ、良識ある大人は決し描かないであろう異常さ、やはりある種の芸術的なセンスがあるのでは無いかと僕は思ってしまいます。
一方でゼメキス家と呼ばれる謎のキャラクターが主人公の絵本作成も手がけております。
可愛いキャラクターが出てくる作品であるのと同時に、非常に考えさせられる作品となっています。
ちなみにゼメキス家はラインスタンプとしてもゆるキャラ?としても登場し、特に人気のあるぺニュとホイというキャラクターがアプリゲームとしても活躍しています。
少し前にはまさかのコラボカフェ展開という。
出典元:https://collabo-cafe.com/events/collabo/dir-en-grey-kyo-the-zemeckises-cafe2019/
こういうのを許可するあたり、なんとなく京さんの人の良さが垣間見えます。
5. 無意識に徹底されている京という個人・個性
5.1 自分の感性を何よりも優先させる
己という存在に制御をかけず、周りの目を気にせずに生きれば、人は他人とかぶる事は決してない。というようなことが雑誌に書かれていました。常に自分の感性を一番に生きてきた京さんだからこそ、独自の世界観、唯一無二の存在となっているのだと思います。
京さんは重要なミーティングの時も眠っていたり(ダイナマイトトミーさんがいる中でも)、ライブの打ち上げにもほとんど参加されないとか。
ライブ後の食事でさへ、シャワーを浴びながらコンビニで買った食事を食べるという、とにかく興味の無いことはやらない、時間をかけないなど無意識に行なっているそうです。
ただし、興味の無い事をやらない代わりに、表現者としての能力を高めることに時間を使っている・・・という訳では無いようです。
表現したいと思った時に表現する事が重要なようで、やはり自分の気持ちを大切にされているのだと思います。
言い方は悪いですが、やりたく無い事はやらない、やりたい事も気が向いたらやる。という感じです。ただし、スイッチが入った時は、とんでも無いものを生み出す。これはやはり一種の才能なのでは無いでしょうか。
5.2 表現者としての容姿
なんども言いますが、京さんは表現者であり、己の中にあるものを見聞きできる形として表現することに強いこだわりを持っています。そのため、容姿も20年のキャリアの中で大きく変化をしています。
典型的なビジュアル系、ジャージ姿であごひげを生やす、坊主のロッカー、骸骨のようなメイク、金髪短髪、宣教師のような格好(一番上の画像)など、年代毎に見た目はだいぶん変わりますが、どれもカッコよくなるのが不思議です。
メイクもですが、身体中に掘られた刺青は京さんの凄みを一層強くさせている気がします。あの刺青を見るだけでも、この人はロッカーなんだなと強く感じてしまいます。
6. 最後に
京さんほど自分の感性にこだわりを持ち、世界観を作り上げているミュージシャンはなかなかいないのでは無いかと思います。
多くのミュージシャンが愛情、別れ、夢、希望、反社会、疑問を音楽として表現していますが、京さんの表現するものは、「生々しい痛み」、「隠された狂気」、「歪な愛」のような、おおよそ一般の人が目を背けているものばかりだと思います。
多くの人が目を背けながらも、内心では抱えているこれらのネガティブな感情を、次々と生み出す京さんはやはり一種の天才なのでは無いかなと僕は思います。
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【レビュー・感想】GACKTさんの性格・人物像を 自伝「自白」より読み解いていく
「自白」はGACKTさんの自伝です。幼少期からMALICE MIZER結成・脱退、ソロ活動開始時代など、今ほどメディア出演に活発的でなく、ミステリアスな雰囲気だった頃にGACKTさんが何を思い活動をしていたのかが赤裸々に語られています。
本記事では「自白」を参考にGACKTさんの性格・人物像を読み解いていきます。
- 1. 死」を猛烈に恐れつつも、「死」にとらわれていた
- 2. 負けたくない〜その想いからわかり始めた音楽の楽しみと自分の居場所〜
- 3. 大きな出会い〜自分の人生との向き合い方〜
- 4. MALICE MIZERとの出会い〜世界進出という目的
- 5. マダガスカルでの決闘〜自覚した自分の性〜
- 6. ファミリーの存在〜仲間のためにどのような存在であるべきか〜
- 7. 決められた枠の中で、出来ることを最大限まで挑戦する
- 8.最後に
1. 死」を猛烈に恐れつつも、「死」にとらわれていた
GACKTさんは少年時代に15回走馬灯を経験している、つまり死にかけた経験があるそうです。本人曰く、それほどヤンチャな少年であり、自分から死へ向かう傾向があったとのこと。
決して自殺願望があったわけではなく、突発的にそのような状況に立たされていたようです。死と直面する中で、恐怖を感じるとともに、死というものにギリギリまで近づき見極めたい。そう思っていたそうです。
当時の自分をGACKTさんは「異常だった」と綴っています。
そもそも、少年時代は生の意味がわからず、自分の生きている価値はどこにあるのかと思っていたようです。
このような考え方は、後にGACKTさんのいたバンド、MALICE MIZERにも反映されているような気がします。
2. 負けたくない〜その想いからわかり始めた音楽の楽しみと自分の居場所〜
幼い頃よりピアノを学んできたGACKTさんですが、ピアノを「やらせれている」と感じ、苦痛であった時期もあったようです。
当時の先生たちはスパルタの人も多く、よく叩かれており、どうすればピアノを辞めさせてもらえるだろうと常に考えていました。
その後、様々な反抗をした結果、11歳の時にピアノを辞められたとのことです。
しかし、中学生の頃、仲の良い友達がレベルの遥かに高い演奏をするのを聞いて、負けず嫌いの精神からピアノを再開します。
その日から学校にもいかず、ひたすら高難易度の楽譜を買いあさりピアノの練習を続けていたそうです。
当然、周りからは精神をおかしくしたのかと心配もされたみたいです。
この負けず嫌いな精神と、一度やり始めたことはとことんやり続けるというのは今も昔も変わらないようですね。
ピアノを続け、音楽の楽しみがわかり始めた頃に、ドラムと出会い、高校時代はひたすらドラムに熱中したそうですが、バンドには興味がなかったようです。
なぜなら、英才教育で音楽をやってきたGACKTさんからすれば、バンドなんて下手くその集まりで、内心バカにしてたのです。
しかし後にヘルプとして入ったバンドで、クラッシックとは違うバンドのパワー、一人一人の責任感、お客さんの熱量などを感じ、自分だけの居場所を見つけることができたようです。
それ故に、GACKTさんにとっての音楽とは掛け替えのないもので、常に本気で向き合っていくものとなったのかもしれませんね。
3. 大きな出会い〜自分の人生との向き合い方〜
高校卒業後、ベンドのヘルプをしながらカジノの仕事をしていたGACKTさんに大きな出会いがあります。
それは某実業家との出会い。
彼は「自分の人生を本気で素敵と思って生きたいか、自分自身はどうでもいいと思って生きたいか。どっちがいい?僕は自分の人生を本当に素敵だと持って生きているよ」とGACKTさんに言ったそうです。
自分よりも遥かに富も名声もある人からの人生の生き方、考え方を学び、自分もそうなりたいと感じた瞬間でした。
GACKTさんの歌や歌詞に元気がもらえるのは、彼自身が人生を素敵なものにしたいと考え、それがみなさんに届いているからなのかもしれません。また、GACKTさんの活動が音楽だけに止まらないのも、人生をより素敵なものにしたいという思いが根底にあるからなのかもしれません。
4. MALICE MIZERとの出会い〜世界進出という目的
MALICE MIZERのmana様とは知人を介して知りあったそうです。
初めて出会った時のGACKTさんの服装は髪も長く、後ろで一つにくくっておりスーツ姿、スポーツカーで現れたとのことで、mana様はドン引きしてたみたいです。しかしmanaさんもゴスロリの格好をしていたのでお互い引きあってたみたいです。
MALICE MIZERの持つ中世の世界観、そしてメンバーの人間性の面白みがGACKTさんの心を動かし、一緒に活動をすることとなります。
その時からGACKTさんは、自分の描いている世界を本当に形にできるのであれば、間違いなくアジアを獲れると考えていました。自分たちはアジア人であり、アジア人として世界に出る。それがMALICE MIZERならできる。本気でそう強く信じていたようです。
GACKTさん曰く「本気になること。そしてそれを行動に移すこと。人生はそれからだ」。
目標を大きく持ち、そして本気で行動する。これこそがGACKTさんがここまで大きくなった考え方です。
5. マダガスカルでの決闘〜自覚した自分の性〜
MALICE MIZER解散後、ソロ活動を始めたGACKTさん。その後は死に物狂いで活動し、時には人と争い、信じられるメンバーと絆を深めながら前へ進んでいきました。
そんな時、NHKの仕事でマダガスカル島の部族と決闘をすることがありました。
殴ってはダメ、蹴ってはダメというルールの中で、突然対戦相手に殴られたGACKTさん。それでキレてしまって、対戦相手の首を折る一歩手前まで追い詰めてしまったようです。
ファンには見せられない姿ではありますが、その時、
自分の危険な部分や弱い部分としっかりと向きあうとともに、そういう部分を解放して闘う姿を見せる。それこそが自分の生き方だと感じたそうです。
マダガスカル島から帰ってからGACKTさんは苦手な人付き合いから逃げずに積極的に向き合うなど、社交的になってきたようです。自分と向き合い、苦手なものから逃げない、そういう闘う姿勢がファンの方にも伝わっているのかもしれません。
6. ファミリーの存在〜仲間のためにどのような存在であるべきか〜
GACKTさんはの周りには実業家、オーナーと呼ばれる仲間(ファミリー)達が沢山います。
彼らは上に立つものとして、他人の人生を背負うということがどういうことなのか自覚している人格者ばかりのようで、そんな彼らの姿を見て、GACKTさんも仲間やファンのためにも負けるわけにはいかない。と強く感じ始めたようです。
ファミリーが苦しんでいる時、彼らは決して助けを求めたりはしない。しかしそんな時はファミリーの誰かが勝手に助けに行く。そんな関係なようです。
他人を思いやるその姿勢は、GACKTさんにも当然あるわけで、そう言った部分に惹かれたファンも多いのではないでしょうか。
7. 決められた枠の中で、出来ることを最大限まで挑戦する
ライブでは会場の規制により演出が禁止されてしまうことがたくさんあるようです。
しかし、GACKTさんは課題と一つ一つ向き合い、スタッフとともに情報を共有し、どうすれば演出をさせてもらえるのか、常に全力で考えているようでした。
どんなものにも抜け道が必ずある。自分の求める世界観を表現するためには決して妥協をしない。この姿勢があるからこそ、他のアーティストとは別格の表現者となっているのかもしれません。
下弦の月、上弦の月ツアーでは雨を降らせる演出をしていますが、これは他のアーティストでは、絶対できない。とGACKTさんは言っています。本人は優秀なスタッフのおかげと言っていますが、そうした人が集まるのも、やはりGACKTさんの人徳のなせる技ではないでしょうか。
8.最後に
8.1 GACKTさんの世界観を上手にまとめている記事の紹介
こちらの方は本当にGACKTさん、MALICE MIZERを愛しているのが文面から伝わってきます。脱退からライブの世界観まで幅広く取り扱っていますので、ぜひご覧ください!
8.2 GACKTさんオススメのライブ
Gackt LIVE TOUR 2005 DIABOLOS Disc 1
ディアボロスの東京ドームライブです。このライブはGACKTさんの中での一つの集大成ではないかと思っております。
会場の関係からSMAPですら使用禁止だった馬を乗りこなして登場するあたり、ライブを作り上げるに当たって行くつもの課題を乗り越えてきたんだなとしみじみ思います。
8.3 GACKTさん監修の時計
incentive-to-innovation.hatenablog.com
僕の記事です。GACKTさんに興味を持たれたなら、GACKTさん監修のこの時計も是非見てほしいなと思い載せました。
どうでしょうか?少しはGACKTさんの人物が垣間見えたでしょうか?
GACKTさんの事は僕も大好きなので、今後も少しづつ書いていきたいと思います。
【レビュー・感想】投資信託を始めようと考えている人におすすめ「はじめての人のための3000円投資生活」
今回は投資信託に関する本をご紹介させていただきます。
それはこちら!
はじめての人のための3000円投資生活!
こちらの本は
①投資信託を始めてみようか悩んでいる人
②将来の資金状況に不安がある人
③お金の管理の仕方を見直したい人
におすすめです。
これらの悩み不安を、3000円投資を通して、改善して行こうという前向きな内容となっています。
それでは簡単にではありますが、どのようなことが書かれているのか、紹介させていただきます。
- 1. 3000円投資ならば、無理なく誰にでも始められる!
- 2. 3000円の投資を20年続けた場合
- 3. 景気の不況による市場暴落が起きたらどうなるの?
- 4.ネット証券会社はどれがいいの?
- 5 . どの投資信託を買えばいいの?
1. 3000円投資ならば、無理なく誰にでも始められる!
こちらの書籍でおすすすめしている投資方法は極めてシンプルな方法です。証券口座を開き、月3000円で投資をスタートし、バランス型の投資信託を買うだけです。それ以外にやる事はなく、基本的にはほったらかしにしておいて大丈夫です!
投資は怖い、面倒臭そうと思う人も、この方法で投資信託を始めれば、「お金が成長する仕組み」を作り、学ぶことができます。
個人的には3000円くらいなら無理なく続けられるんじゃないかなと思います。投資はすごく勉強して行うことが大事だとは思いますが、まずは案ずるより産むが安し!やってみればなんとなく分かることも増えてくるはずです。
2. 3000円の投資を20年続けた場合
投資信託の利回りを3%で20年運用するとすると、
20年後の投資額は72万円、運用益は26万4906円となります。
20年でこれだけしか増えないと思う人もいるとは思いますが、投資信託を3年くらいやってみて慣れてきた頃にはもっと投資してもいいのかなと思えるようになっていますので、投資額、運用益とももっと大きな額になっていると思います。
先に言っておきますが、投資信託はデイトレードのような短期的に利益を生み出すものではありません。長期的な投資を継続することで貯蓄を増やしていくというものです。
3. 景気の不況による市場暴落が起きたらどうなるの?
基本的に経済や投資のプロでも景気や市場の動向を予見するのは難しいものです。なので投資初心者の方は、市場は読めるのものではなく、安定したものではなということを念頭に入れておきましょう。
過去には、オイルショック、ブラックマンデー、ITバブル崩壊、同時多発テロ、世界金融危機で市場が大暴落をしたことがありますが、短くて3年、長くて10年ほどで回復し、その上で右肩上がりに成長をしていっています。(ただし、例えば投資を30年続け60歳で投資金額を回収しようとした時に不況の影響が出た場合などは、必要な時にお金が入ってこないリスクもあります。)
投資先の基準価格は毎日変動し、上がるときも下がる時もありますので、一喜一憂せず、とりあえず3000円投資で1年間様子を見てみるといいかもしれません。
4.ネット証券会社はどれがいいの?
本書では以下の証券会社をお勧めしています。
4.1 SBI証券
商品が豊富、売買手数料が全体的に安い、夜間取引ができる。
こちらの方が素晴らしくまとめられています。
4.2 楽天証券
楽天銀行の口座と連携させれば、様々なメリットがあり、楽天証券などで使えるポイ
ントがある。
4.3 マネックス証券
30万円以下の取引なら上の2つの証券会社より手数料が安い。
4.4 カブドットコム証券
経営母体が三菱UFJファイナンシャルグループなので安心感がある。
5 . どの投資信託を買えばいいの?
3000円投資を始めるならばまずはバランス型の投資信託が良いそうです。バランス型投資信託は、日本の株式や債券、外国の株式や債券などがバランスよくパッケージ化されており、それをプロが運用しているものです。
ちなみに、どの投資先が良いかは本を買ってみて確認してみてください。
もう一歩踏み込んだ投資がしてみたい方にはインデックスファンドをお勧めしております。
こちらの方もおすすめの投資先が本に乗っていますので、購入して確認してください。
【レビュー・感想】DIR EN GREY 9thアルバムまでの変遷と新作【人間を被る】の感想
まずはこちらをご覧ください。
新作「人間を被る」を製作するに当たって、過去の自分たちを見つめ直す必要があったようですね。
このシングルが作成されるまでの間、彼らはライブにてmode of ○○(○○は過去に作製したアルバム名)というライブツアーを行っており、過去の作品を演奏する事でDIR EN GREYとはどのようなバンドであったのか再定義を行なっています。
そこで今回、改めてDIR EN GREY のバンドとしての歴史を、アルバム毎の特徴から読み解いていきたいと思います。
1. デビューから結成20年目の本作に至るまでのアルバムの特徴
BARKSインタビューでも説明していますが、DIR EN GREYはその時々で常に音楽性を変化させています。簡単に各年代ごとのアルバムを紹介させていただきます。
1.1 1stアルバム GAUZE
DIR EN GREYはデビューにあたってX JAPANのYOSHIKIさんをプロデューサーに迎え入れており、本作品でもシングル曲を中心にアレンジ等がなされています。
ゆらめき、予感、アクロの丘などのメロディアスで間口の広い曲もあれば、残のような残酷な歌詩、アグレッシブな曲も入っており、90年代のV系のメロディアスな部分と、極端に過激な部分がミックスされたアルバムとなっています。
この頃はメジャーデビューと同時にYOSHIKIさんプロデュース、LAレコーディングと、右も左も分からない中での活動であったと本人たちも言っています。
それ故にメンバーの意志とは違った形の作品になったようですが、TOUR14 PSYCHONNECT -mode of “GAUZE”?-を見た感じだと、それほど違和感があるようには感じませんでした。
しかし、 京さんはGAUZEが今の自分のモードに合わないとも言っており、このツアーに関しては、お祭りのようなものとも発言していたようです。
ちなみ、この頃のDIR EN GREYに強く影響を受けているV系バンドはたくさんいる模様。
1.2 2ndアルバム MACABRE
前作では、前述のように、プロデュースやメジャーな舞台での環境の変化などから、理想とした音楽が作れなかったとメンバーは言っており、今作でようやくメンバー自身の思い描いていた作品が完成する事になりました。
本作作成時は民俗音楽やプログレをメンバーが聞いており、その影響が反映されています。
また、アルバム全体像を見据えた段階で、一つの物語を描くという思いに駆られていたようです。
民俗音楽、宗教音楽の要素や金属的なエフェクト、京さんのシャウトを中心としたアプローチ、Shinyaさんの手数の多いドラムプレイなど、前作よりもよりDIR EN GREYが本来持つオリジナリティがはっきりと形になったアルバムとなっています。
V系に限らず多くのアーティストが、一般受けを意識しながら自分の音楽と向き合っていく中で、DIRは自分たちの音楽が例え大衆受けをせずとも、欲求に素直に音楽そのものを深く進化させて行く道を選ぶ事となります。
1.3 3rdアルバム 鬼葬
MACABREでは構築性のある曲が多くライブ中では冷静さが求められたことから、本作ではライブ感を重視した、荒々しく熱のある楽曲が多くなっています。
このアルバムからダウンチューニングや7弦ギターの使用が行われ始め、京さんは自分にしかできないヴォーカルスタイルを確立すべく、多彩な音質を使い分けるようになってきたようです。
歌詩の内容としては少し生々しく、かつ変態チックなものが多くなった気がします。2000年初頭、DIR EN GREYが日本の音楽シーンで突き抜けて目立ち続けていたのは、過激な歌詩(それでも人の心に何かを語りかける力のある詩)、圧倒的なパフォーマンス、幅広い楽曲性があったからなのかもしれません。
ただ、個人的には、この時のDIR EN GREYは、ライブや作曲のなかで実験的な取り組みを多く行っており、非常に不安定でもあり、方向性が定まっていなかったような印象がありました。
この時期のDIR EN GREYだからこそ生まれた作品と言えます。
1.4 4thアルバム VULGAR
「痛み」をテーマにしたアルバム。
本作ではメンバーがよりヘヴィでコアなモノを求め完成されています。ギターはドロップDやドロップC♯を、ベースは一音下げとドロップC♯となり、京さんはデスヴォイス、ラップスタイルのフェイクなどさらにアプローチを広げています。
ヘヴィロックといっても曲調は様々であり、収録曲のDRAIN AWAYではラウドなサウンドと和の融合、R TO THE COREではメロディックコアの質感たっぷりの疾走、CHILD PREY ではパンク調が炸裂するなど、他のバンドでは作れない世界観が確立されています。
鬼葬の頃の実験的な活動の果てに行き着いたアルバムであり、現在のDIR EN GREYがライブを行ってもしっくりきます。このアルバムではDIR EN GREY の根幹にあるものが表現されたとともに、次なるステップへと突き進む可能性を大きく感じる事ができます。
1.5 5thアルバム Withering to death
前作がラウドでヘヴィな作品だとすると、今作はその対極にある綺麗で聞きやすいなメロディが多いように感じます。
聞きやすい中にも、前作で培われたヘヴィさは生きており、メロディアスとヘヴィなバランスで成り立っています。
本作からはギターソロが消え、その代わり曲の場面ごとに変化するフレーズが多くなっています。
ちなみに日本版『ローリング・ストーン』誌が2007年に選定した「日本のロック名盤100」では34位にランクインしており、これは、2000年代に発売されたアルバムの中では最高位となっています。このアルバムは海外でも発売されており、DIRが海外進出を果たす第一歩となったようです。
1.6 6thアルバム THE MARROW OF A BON
この時期からバンドは本格的に海外進出をしていきます。海外のアーティストや熱狂的なオーディエンスに刺激され、完成されたのがこのアルバムであり、メタルコアの要素が強く反映されています。国内外でのライブを重ね、DIR EN GREYの実力が徐々に海外にも伝わり始めたのが丁度この頃ではないでしょうか。
1.7 この6thアルバムまでをおさらいすると
■GAUZE
本人達の意向が上手く反映されなかったアルバム。
90年代のV系のメロディアスさとDIRの過激さが滲み出始めている。
■MACABRE
本人達の意向を反映させた初めての作品。
宗教などの様々な音楽要素を取り入れ始めた。
■鬼葬
ライブを意識したアルバム。
重低音を取り入れ、ヴォーカルも多彩な音を使い分け始めた。
■VULGAR
ヘヴィロック志向のアルバム。
ヘヴィな中にも様々な曲調を融合。
■Withering to deth
メロディアスとヘヴィなバランスで成り立っている。
曲の場面ごとに変化するフレーズが増えた。
■THE MARROW OF A BONE
海外進出による影響が反映されたアルバム。
メタルコア要素が強い。
簡単にこんな感じになります。あくまで主観ですが・・・
そしていよいよあのアルバムが出ます
そう
1.8 7thアルバム UROBOROS
世界17カ国で同時発売。名実ともにそれまでの集大成と言える作品となり、米ビルボード誌のThe Billboard 200(アルバム総合チャート)で114位、トップ・ヒートシーカーズチャートで1位を記録しています。
このアルバムはメタルなんですが、中東のメロディを取り入れたフォークメタル色が強いと言われています。
こちらの方が上手くまとめてくれているのでご参考ください!
1.9 8th アルバム DUM SPIRO SPERO
本作より7弦ギター、5弦ベースに完全に切り替えています。しかもダウンチューニングです。Toshiyaさんはスラップを多用するようになっています。
今作品は非常に作り込まれており、京都の小路地のような作品と京さんがいっていました。確かにUROBOROSUよりもマニアックな印象の楽曲が多い気がします。
下記のリンクで別の方がレビューしてくれていますが、確かにそうだなと思う意見が別れるアルバムとなっています。
DIR EN GREY 『Dum Spiro Spero』 レビュー : Welcome To My ”俺の感性”
1.10 9thアルバム ARCHE
曲の音源データをやり取りしながらそれぞれがやりたい事を煮詰めていくことが多く、それが顕著に現れたのが過去二作。
本作では凝るような事はせずにシンプルであるように意識して作ったと言われています。
過去二作が音を注ぎ足しなが作るのに対し、本作は音を引き離しながら曲の造形を作るという新しい試みがされたようです。
前作に引き続き7弦ギター、5弦ベースをのローチューニングを採用しており、メロディアスでキャッチーな曲が多くなっています。メロディとアンサブルの美しさが際立ったアルバムとなっています。
DIRを聞いて見たいという友達には、このアルバムとUROBOROSを紹介しております。
2. これまでの経緯を振り返っての新作 人間を被るの感想
これまでのアルバムを振り返って今作人間を被るの感想です。
9thアルバム『ARCHE』からの流れを汲み、以前のようにどんどん付け足して長尺にはせず、無駄を間引いて、如何にコンパクトに凝縮させて聞かせるかという方向性を意識している曲のため、確かに聞きやすいものとなっています。また、全曲のマスタリングをマイケル・ジャクソンやマドンナなどを手掛けたブライアン・ガードナーが担当しており、世界に向けた意欲作となっています。
歌詞はこちら
京さんは基本的に歌詞の意味は受け手が感じたまま解釈してほしいとのことです。
なんとなくですが、生きる意味を問いかけているのかなという印象です。これまでの歌詩は読解が複雑なものが多かったのですが今回はすんなりと歌詩が耳に入ってきました。
ここ最近のシングルはいずれも聞きやすいメロディでありながら、DIRの幅広い楽曲性が盛り込まれているという印象です。
これまでの6thまでのアルバム作成の中で、楽曲の幅が広がり、楽器隊の演奏方法も進化をしていきました。
ヴォーカルの京さんは今では国内屈指の表現力と、様々な歌い方ができる表現者となり、その結果として一つUROBOROSが生まれ全世界で評価される作品が誕生しました。
その後、さらなる深化をした作品がDUM SPIRO SPEROであり、よりDIR EN GREYとしての密度を高め、密度はそのままによりシンプルに聞きやすい楽曲としてアルバムARCHEが誕生しました。
その流れを引き継ぎ生まれたのが今作であると私は思います。よりシンプルに、伝わりやすい歌詩とメロディを今後も続けていくのか、彼らの動向に目が離せませんね!
それではおやすみなさい!
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【レビュー・評価】MIYAVI の使用ギター Tailor(テイラー)に似ているギター
皆様、サムライギタリストMIYAVIさんをご存知でしょうか?
簡単な生い立ち等をまとめておりますので、よければお読みください。
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MIYAVIさんは元Dué le quartzというバンドでギタリストをしており、その後わずか19歳でソロデビューしております。ちなみにその時の事務所はPS COMPANYというV系専門の事務所でした。
MIYAVIさんはバンド時代ギタリストとして活躍されており、その頃から世界を視野に入れた活動がしたかったようで、自分がギターを弾く意味を常に考えていたようです。
世界にはすでに様々な影響力をもつギタリストが存在しており、その中でどうすれば自分という個性を世界から認めてもらえるのか、自分の想いが届くのかを考えて考えて、そして一つ形になったのが、MIYAVI独自のスラップ奏法でした。
独自のスラップは三味線に影響を受けたようです。MIYAVIさんは日本人として世界の舞台に立つため、スラップを取り入れ、そしてその想いを形にするために手に入れた刀(ギター)がこちら
一音一音がはっきりと素早く観客の心へ届くのが他のギターには無い魅力です。
アコースティックなサウンドからジャジーなサウンド、クリーンなエレクトリック・サウンドまで幅広く表現できるのもこのギターの魅力です。
さて、、僕は元々ベースをやっていまして、ギターでスラップをやっているMIYAVIさんを見たときはすごく衝撃を受けたのを覚えています。
実は咲き誇る華のようにのPVを見た時、なんだこのかっこいい柄のアコースティックなのかエレキなのかよくわからんギターは!!!という事がありまして、早速検索してみるとテイラーのギターだったというわけです。
ただね、高い_:(´ཀ`」 ∠):
いいものはいい値段がする。それは仕方のない事ですよ。
中古探しても当時は30万円くらいしてて、もう購入諦めようとしたその時見つけたのがこちら
http://www.ariaguitars.com/jp/items/other-brands/crafter/
crafter FA シリーズ
でございます!
韓国メーカの製品で、名前なんてちっとも知りませんでしたが、探し回ってここに行き着きました。
見た目とかまんまテイラーやないかと少し胡散臭くも思いましたが、当時中古で3万円ほどで売っていたので即購入笑
で、すいません画像をあげたかったのですが、友達に貸して2年ほど帰ってきてません。
音はこちらで聞いて見てください。
三木楽器アメリカ村店 CRAFTER SA-QM/Quilted Maple/Orange Sunburst
結構いいんじゃないでしょうか??
見た目もガラスコーティングしてあって綺麗でした。
MIYAVIさんのスラップに憧れテイラーギターを購入するか迷っている方はとりあえずこちらを購入してスラップを練習するのもいいのかもしれません。
【ビジネス】マイナーな仕事 廃棄物コンサルタントとは?
今、自分は廃棄物コンサルタント部門でお仕事をさせていただいているのですが、別部署の人やら友達やらから、それってどんな仕事なの?ってすごく聞かれます。
その度に回答に困ってしまうんですが、それはなぜかと言うと、廃棄物コンサルタントの仕事は意外とたくさんあり、説明してもなかなか分かっていただけないからです。
今後ぼちぼち廃棄物コンサルタントの仕事内容を書いていこうと思いますが、今回は仕事内容の輪郭だけ説明させていただきます!
まず、コンサルタントと言う言葉自体が多岐にわたる意味があるのですが、廃棄物コンサルタントと言うと、相談役や便利屋と言った意味合いが強い気がします。
例えば皆様、戸建を買う事を想像してください。
皆様は家を買うためにハウスメーカーさんを訪れる事になると思いますが、多くの人は家を作るにあたって、どういう素材があって、どういう工法があって、最低限何が必要となるのか、設計された図面で作成された家が、皆様の求める性能を備えているのかなど、なかなか分かりにくいものだと思います。
悪いメーカーさんの言われるがままに必要以上に高い金額を払ったり、コストを安くしすぎた結果、部屋の熱がすぐ屋外に逃げてしまうような住みにくい家が出来てしまうかもしれません。
そうならないためにも、ハウスメーカーと皆様の間に、皆様の味方となる相談役がいれば安心しますよね。
皆様と相談役が一緒にハウスメーカーさんと交渉する事で、皆様の求める性能の家を、適正な価格で手に入れることができる、これがコンサルタントのお仕事の醍醐味だと思います。
廃棄物コンサルタントも同じような事をしています。
例えば自治体さんが焼却施設を建設する際には、メーカーさんへ設計、施工を依頼することとなりますが、自治体さんはメーカーさんほど詳しくはないので(中にはめちゃくちゃ詳しい人もいますが)、施設の性能や、図面の配置、装置の過不足などわからないまま施設を作ることになってしまいます。
うん十億もする施設なので、きちっとした性能を発揮するとともに、長く使用でき、従業員さんが使いやすい施設を作って欲しいですよね!
そこで廃棄物コンサルタントが自治体の味方となって、メーカーさんとしっかり協議していくこととなるのです。
どうでしょう?なんとなく廃棄物コンサルタントがどういう立ち位置で仕事をしているのかわかって頂けましたでしょうか?(^ω^)
細かい業務内容はまた気が向いたら書くように致しますので、見てる人が居そうならまた書きます(*゚∀゚*)
それではおやすみなさい!
【評価】V系界の皇帝 XJAPANメンバーの特徴と役割!
X JAPANといえば、リーダのYOSHIKIさんがテレビなどのメディアに出て目立っている印象が強いですが、リーダーYOSHIKIの才能、それに加えてメンバーそれぞれの強い個性が今のX JAPANを築き上げている事は間違いありません。
本記事では、XJAPANを構成するメンバーの特徴と役割を紹介させていただきます。
1. YOSHIKI
1.1 経営者、プロデューサー、バンドリーダーなどの実業家
エクスタシーレコードの創設時には、CDの製作から販売ルートの確立、そして広告のために積極的にテレビを活用するなど、実業家としての側面があります。
また、自身のバンドのみならず、GLAYやDIR EN GREYなどのプロデューサーをもしており、音楽との関わりは演者としてのみならず、様々な方向から携わっております。
1.2 ドラムとピアノの二刀流
YOSHIKIさんのドラムは上手、下手と意見が別れることが多いですが、YOSHIKIさんのドラムの魅力は魅せ方(パフォーマンス)にあると僕は思います。
もちろん速い曲を叩くこともできますが、過激に、美しく叩くという点では国内には同じような奏者はなかなか居ないと思います。
また、ドラムだけでなくピアノも弾けるということが、YOSHIKIさんの存在を唯一無二としています。
Yoshiki Drum solo 1/2 - 11/16 2008.03.30 X JAPAN to resume its attack in 2008 I.V.
1.3 クラシックとメタルの融合、美しい世界観の形成
天皇陛下のために作曲を行い、オーケストラを指揮するなど、YOSHIKIさんのクラシック音楽の実力はかなりのものだと思います。
クラシックの優雅で美しい旋律をバンドにも反映させる事が出来るのはやはりYOSHIKIさんだけなのではないでしょうか。
2. HIDE
2.1 いつまでも色褪せないヴィジュアル、おしゃれ番長
HIDEさんはライブでのパフォーマンスや他人からどのように見られるのかを常に意識していたようで、メンバーの中で最もヴィジュアルが変化していました。そのヴィジュアルは死後20年経とうとする今でも古く見えません。
2.2 常に時代の先を行く感性
HIDEさんの曲は今聞いても不思議と古く感じません。パソコンを誰よりも早く取り入れたりと、常に色々なものに興味を持ち、アンテナを張り巡らせていたようです。HIDEさんの持つ感性がX JAPANの楽曲に活かされているのは間違い無いでしょう。
2.3 とにかく優しい
誰よりもファン思いだったHIDEさん、病気のファンのためになんども病院に足を運ぶなど、本当に優しい人だったんだと思います。
早くに亡くなられたのは本当に残念です。
3. TAIJI
3.1 奏者としての能力は国内随一レベル
凄腕バンドのラウドネスのメンバーも、彼のベーシストとしての能力を高く評価しています。
ロータリー、スラップ、指引き、タッピング、などあらゆる技術を兼ね備えており、そのいずれも一級品の技術であることからレベルの高さが伺えます。
ギターもHIDEさんが弾けない曲を弾きこなすなど、国内屈指のプレイヤーでした。
また曲のアレンジ力も凄いようで、TAIJIさんのアレンジによってXは破壊的な音楽を表現する事が出来るようになったとか。
3.2 ロックな生き様
誰かに媚びることもなく、自分の道を歩む。体がボロボロになろうとも音楽と酒さへあればいい。
X脱退後は苦労することも多かったようですが、その生き様はダイナマイトトミーさんもロックな人生と認めております。
4. TOSHI
4.1 唯一無二の声、誰が聞いてもTOSHIだとわかる声
美しく高い声でありながらシャウトを効かせるなど、YOSHIKIのクラシカルな楽曲と破壊的な曲を歌いこなせるのはやはりTOSHIさんだけだと言っても過言ではありません。
この二人が幼少期より知り合いだったというのは本当に運命だったのかもしれません。
4.2 純粋、真面目
洗脳騒動に巻き込まれたのも彼のピュアさがあったからなのかもしれません。
XJAPANというバンドに真摯に向き合う真面目さが苦悩を招き、その純粋さ故に洗脳に巻き込まれてしまったような気がしてなりません。
ただ、その純粋さがあるからこそ、ファンの心まで歌が届いているのも事実です。
5. PATA
5.1 職人ギタリスト
PATAさんは目立つパフォーマンスをすることはありませんが、職人の名に相応しく難しい曲もさらっと引きこなします。
ヴィンテージのギターを愛し、HIDEさんのような華やかさは無くとも、PATAさんの高い演奏力がX JAPANに必要不可欠であることは間違いありません。
5.2 仙人
ある日を境にPATAさんが老ける事がなくなりました。寛容な心(色んなものに興味がないだけ)、感情に流されない(巨人が負けた時は別)など、ある意味X JAPANで一番浮いているのかも。
6. HEATH
6.1 なんやかんやでYOSHIKIと共にリズムを作っている実力者
YOSHIKIさんは耳がいいため、納得の行くまで音作りや曲の構成を練り直すと言われています。そんなYOSHIKIさんのドラムと一緒にリズムを作るベースを奏でるのはそれなりの実力が必要だと思います。
また、TAIJIさんのように華やかでテクニカルなプレイはしませんが、一音一音、YOSHIKIさんや全体の状況を感じながら演奏しているようです。
6.2 イケメン
再結成時のビジュアル面でのレベルを上げてくれたのは間違いなく彼です。ロックミュージシャンにはイケメンがいないと成り立たないんです!だから彼は必要なんです!
7. SUGIZO
7.1 多彩な音を使い分ける宇宙のギタリスト
SUGIZOサウンドは非常に特徴的でで、エフェクターの使い方についてとても研究されています。
英語が話せることから世界中のミュージシャンと共演しているため、世界の音を知り尽くしているという印象もあります。
彼の加入でX JAPANの楽曲に更なる色が出てくるのではないでしょうか。
7.2 お忙しい人
LUNASEA、ソロ、X JAPANと掛け持ちが大変そうです。そのうち倒れそうなので、くれぐれもお体にはお気をつけてください。
【評価】tetsuya、J、JIRO、toshiyaのベースは上手いのか?〜 4人のベーシストを分析・評価する〜
自己紹介にも書いているのですが、僕は90年代のロックが好きで、特にV系(ラルクはメンバー間でも意見が違うようですが)のミュージシャンを好んで聴いています。
しかし、90年代に現れたロックミュージシャンも2018年の現在では、数が少なくなったように感じます。
が!、時代の波に飲まれず20周年以上ライブ活動を勢力的に行なっているバンドもいます!そんな結成20年以上を迎えたミュージシャンの中で僕が特に好きなバンドがこちらです!
L'Arc〜en〜Ciel、LUNA SEA、GLAYは今でもドームクラスでのライブを可能とするモンスターバンドであり、DIR EN GREYも武道館クラス や海外の会場を満員にする実力を備え続けています。
バンドが長く続くためには、様々な要因が必要となりますが、バンドサウンドが基軸の1つであることは間違いありません。
そして、そんなバンドの土台を作っているベーシスト達を本ブログでは紹介しつつ、彼らの魅力を語っていこうと思います。
1. tetsuya【L'Arc-en-Ciel】
生誕:1969年10月3日
ジャンル:ロック、ポップロック、オルタナティブロック
職業:ベーシスト、シンガーソングライター、作詞作曲家
L'Arc〜en〜Cielのリーダー&ベーシストとして1994年にメジャーデビュー。オリコンアルバムチャートの1、2位を独占した「ark」、「ray」の同時リリースや、2012年の本格的なワールドツアーなど、トップバンドとしてシーンを切り拓いている。
代表曲には「snow drop」、「Driver's High」、「STAY AWAY」、「READY STEADY GO」、「自由への招待」、「GOOD LUCK MY WAY」がある。
tetsuyaさんはベーシストでありながらバンドリーダをやっております。
とても器用で経営者のような視線を持っており、バンドをよく知ってもらうための広告方法を考えたり、物販商品はどのようなものを作れば楽しんでもらえるのかなど、マネジメントをする力がとても高いように感じます。
一方ベーシストとしての評価も高く、そのベースは歌うとベースと評価されるくらいです。
tetsuyaさんのベーシストとしての評価をさせていただくと下記のようになります。
1.1 演奏力 ★★★★★
歌うベースと言われている通り、ベースでありながらメロディーを奏でているかのように聞こえるのが特徴です。また本人曰く、ステージ上では常に90%くらいのパフォーマンスを維持するように心がけているとのことです。ちなみにピック弾きです。
1.2 音作り ★★★★☆
L'Arc-en-Cielは楽曲の幅が広く、明るい曲から暗い曲まで色々な楽曲に対応すべく、ファズ一つにしろ様々なエフェクターを使い分けています。
1.3 ライブ中のパフォーマンス ★★★☆☆
ライブ中にバナナを投げたりします。個人のパフォーマンスもですが、L'Arc-en-Cielのライブ全体としてのパフォーマンスもとても面白く、普通のバンドとは違ったエンターテイメント性が高いと思います!ちなみ、ギターを弾いたりもします。
1.4 ルックス ★★★☆☆
もう50才になろうとしているのに、この方はお若いです!見た目も色合いのキレイなファッショをチョイスしたり、ベースも明るい色のものが多かったりと、多彩なルックスが見て取れます。
Tetsuya (L'Arc~en~Ciel) Bass Solo In 20th L'Anniversary
2. J【LUNA SEA】
生誕:1970年8月12日
ジャンル:オルタナティヴ・ポストグランジ、ハードロック、パンクロック
職業:ベーシスト、シンガーソングライター
LUNASEAのベーシストとして1992年にメジャーデビュー。LUNA SEAの名前の由来は「月のように変化があって、海のように深くという思いから、Jの提案によって生まれた。
ソロ活動も精力的に実施しており、SHIBUYA-AXにて、最多出演記録を持っているアーティストとなっている。
LUNASEAはメンバーがそれぞれ個性をぶつけ合い成長してきたモンスターバンドです。
その中でも特に義理や人情に熱いのがJさん(ネット上では諸事情で放火魔と呼ばれてることも)であり、多くの後輩ミュージシャンに慕われています。
また西川貴教(TMR)さんが暗黒期を過ごしていた時もずっと気にかけており、久しぶりに再会した時は嬉しすぎて殴ってしまったとか。
そんなJさんのベーシストとしての評価をさせていただくと下記のようになります。
2.1 演奏力 ★★★☆☆
Jさんはテクニカルなプレイを好んでしてはいません。しかし気骨のある性格がプレイには反映されており、シンプルながらにカッコいいプレイがとても目立ちます!
どうすればシンプルにカッコいいラインとなるのか、持ち前のセンスで無駄なく演奏をしているイメージがあります。
ロックなプレイという表現が相応わしいベーシストです。
2.2 音作り ★★★☆☆
プレイスタイルに呼応するように、あまり複雑な音作りをすると言うよりは、シンプルにアンプとベースのみで音を作っているような気がします。(もちろん本当は色々作り込んでいるとは思いますが)
バキバキ、ゴリゴリとシンプルに音を聞かせる・・Jさんの演奏と音作りはワイルドなものが多い気がします。
2.3 ライブ中のパフォーマンス ★★★★☆
ロージアのパフォーマンスではおきまりのマイクパフォーマンスがあります!これを見ると毎回テンションが上がってしまいます!
かっこいいパフォーマンスは何回見てもかっこいいのです!
2.4 ルックス ★★★★☆
再結成以降は非常にワイルドなファッションが増えた気がします。この人もtetsuyaさんと同じでいつまでも老けない人です。
LUNA SEA~One Night Dejavu~J BASS solo
3. JIRO【GLAY】
生誕:1972年10月17日
ジャンル:ロック
職業:ベーシスト、ミュージシャン、作詞作曲家
GLAYのベーシストとして1994年にメジャーデビュー。「HOWEVER」、「Winter, again」などの数多くのヒットを放ち、1999年には20万人を動員するライブを成功させる。
GLAYの副リーダー的なポジションであり、初期GLAYはJIROの加入によってマネジメント部分が強化され、メジャーデビューを果たすこととなった。
V系バンドとしては商業的にもっとも売り上げを伸ばしたGLAY。
前事務所脱退事件後もドーム公演、アリーナ公演を成功させ続けるなどGLAYは衰えを知りません。
JIROはバンド内における副リーダ的ポジションであり、とにかく真面目な性格と、ロックを愛するキッズの心を持ち続けています。
TAKUROからは不器用ながら骨のあるロックを作れると評され、近年では作曲数も増えています。
そんなJIROさんのベーシストとしての評価をさせていただくと下記のようになります。
3.1 演奏力 ★★★★☆
JさんがワイルドなロックとするならばJIROは純粋なロックを奏でていると言う感じがします(わかりにくくてすいません)。
佐久間さんや亀田さんといった名プレイヤー兼プロデューサーから色々な技術を学んでおり、佐久間さんからは洋楽的なリズム感覚が抜群に優れていると言う評価を受けています。
5人目のGLAYであるドラマー永井さんと言う凄腕ドラマーと長年共演していることからも、常に己を鍛え続ける環境にいたのは間違いありません。
3.2 音作り ★★★☆☆
tetsuyaさんほど作り込んでいる訳ではなく、Jさんほどシンプルに音作りをしている訳ではない感じがします。GLAYのもつバンドの暖かさ、ポジティブさを表現する事に気を使っているようです。
3.3 ライブ中のパフォーマンス ★★★☆☆
ライブ中に歌う時もあります。GLAYはメンバー全員(HISASHIさんとは不思議な距離感)仲良しで、ライブ中もJIROさん本人が一番楽しんでやっているように見えたりします。
メンバーをイジったりするパフォーマンス?は見ててほっこりします。
3.4 ルックス ★★★★★
昔はアロエヘアなど奇抜なファッションが目立っていましたが、この人は基本的に顔がいいから何してもかっこいい気がします。そしていつまでたっても老けない。ミュージシャンは何故こんなにも老けないのでしょうか。
4. toshiya【DIR EN GRAY】
生誕:1977年3月31日
ジャンル:ヘヴィメタル、ニューメタル、デスメタル
職業:ベーシスト、ミュージシャン、コンポーザー
DIR EN GREYのベーシストとして1999年にメジャーデビュー。1997年のバンド結成以降、カテゴライズ不能かつ不要な存在として、ロックシーンで独自のスタイルを確立している。
日本のヘヴィメタミュージシャンとしては世界的にもっとも有名なのではないでしょうか。
また、過激的、攻撃的、負の方向性に関して多様な表現方法を持っているバンドです。
そんなバンドのベーシストとしてtoshiyaさんもプレイ面での深化、表現方法などを常に変化させており、上記した3人とはまた少し違うベーシストとして活躍しています。
4.1 演奏力 ★★★☆☆
ダウンチューニングで独自のスラップを多用し、5弦ベースの一音一音の重低音と高音を上手く聞かせてくれています。世界で活躍する機会も多いため、海外のアーティストに負けない奏法を意識しているそうです。
初期〜中期はピック引きでテクニカルな演奏が多かったですが、今はスラップを中心に楽曲に寄り添った音を一音一音選んでいるといったイメージです。
4.2 音作り ★★★☆☆
スラップとピック弾き両方を行う事もあり、機材は多いです。
4.3 ライブ中のパフォーマンス ★★★★★
ベースを縦に構え、右左にステップしながら弾いており、さらに調子が上がるとベースを縦横無尽に振り回します(笑)。明らかに一人だけ浮いた動きをすることもありますが、そこが好きなんです!
4.4 ルックス ★★★★★★
モデルのような八頭身です。すっぴんは可愛らしい顔をしていますが、化粧映えするみたいでメイクをするとものすごくかっこいい顔になります。
そのルックスを生かしてファッションブランドを立ち上げたり、音楽以外の表現を行っています。
Vinushka - DIR EN GREY TOUR 16-17 FROM DEPRESSION TO______[mode of UROBOROS]
5. 最後に
ベーシストしかりミュージシャンとは技巧だけでその実力を図れるものではありません。それぞれに個性があり魅力があり、トータル的な能力を持ってベーシストは評価されます。
今回紹介しましたベーシストも長年の活動の中で各々が素晴らしいスキルを磨き続けていますので、ライブ映像なんかを見たときは是非彼らに注目していただきたいと思います。
【評価】清春(ソロ)、黒夢、SADSにはどのような違いがあるのか?
少し前に清春さんがアルバム「夜、カルメンの詩集」をリリースしました。
前回のアルバム「SOLOIST」には無かったスパニッシュな要素が盛り込まれた作品となっており、歳を重ねる中で、自分に見合った音楽を追求しているようでした。
年代ごとに異なる音楽を生み出す清春さんですが、ソロ活動とは別に黒夢(現在は睡眠中)、SADS(2018年に活動休止)と3つのチャンネルを持っています。
ご本人はインタビューで「3つの活動において違いを明確に作ってはいない」と発言をしていましたが、個人的にはやはり違いがあるような感じがしてならないのです。
そこで、勝手ながら清春さん、黒夢、SADSの違いを勝手に分析してみました。
ファンの方はそれは違う!と思うかもしれませんが、個人の感想なのでお許しください。
1. 清春(ソロ活動)の特徴
V系の暗黒面の先駆者としてXJAPANやLUNASEAに負けないくらい後世に影響を与えている清春さん。
ハードロック、グラムロック、パンクロックと過激な音楽をやっている印象がある方ですが(黒夢やSADSは凶悪な音楽が多いのです!)、ソロ活動は意外にもポップで聴きやすい曲が多いです。
沢田研二のファッションや音楽、さだまさしの歌詞に影響を受けていると本人も公言しており、メジャーな音楽にも通用する感性をしっかり持っていらっしゃいます。
メジャーとアンダーの中間の世界で活動していると清春さん本人も自覚しており、楽曲の振れ幅はかなりのもです。
35歳あたりからはアコースティックギターを積極的に取り込み、自らの歌を聴かせるものとして強く意識しながら活動をされ始めています。
アルバムSOLOISTは全体的にポップな曲が多く、とにかく聴きやすい!テンポよく歌詞も聞き取りやすいし、このアルバムはPVも多くついてるので曲ごとの世界観に入りやすい作品となっています。
何より歌声が唯一無二!XJAPANのYOSHIKIさんからも声がカッコいいと褒めちぎられています。
40歳を過ぎてなお、「最近声の出が良くなった」と言うほどに進化を続けており、声を枯らしながらも抑揚のついた歌い方からは、過去伝説となった洋楽のヴォーカリストを彷彿させるものとなっています。
清春 - 『MOMENT』Music Video YouTube Size
2. 黒夢の特徴
清春さんのソロがポップな印象のものが多いとすると、そこに人時さんの重厚で正確な重低音が加わったことにより、曲全体に重みが出てきたのが黒夢という感じがします。
ただ重たくなるだけではなく、清春さんの高音をより際立たせる重さを人時さんは奏でており、決して歌の邪魔をしていません。(ただ、黒夢後期は二人の仲が悪かったこともあり、ベースのボリュームを清春さんが下げてしまうなんて事もありました。)
1990年代後半の清春さんは常に何かにイライラしているような振る舞いをしており、
雰囲気的にはセックス・ピストルズの若かりし頃のジョン・ライドンのようでもありました。
清春さんがそのような時期だったこともあり、黒夢はとにかくアルバム毎に楽曲の分野が違っていて、パンクやらブラックメタルやら幅広いジャンルのものを展開しています。
3. SADSの特徴
SADSは何回ものメンバーチェンジを行い現在のメンバーとなっています。
そしてこのメンバーは全員凄腕の猛者ばかりが集まっています!
超絶テクニック&パワフルなドラムのGOさん、7弦超重低音、人の聞こえる音域を全て弾きこなすギターのK-A-Zさん、怪物二人の隙を突くかのようにベースを奏でるYUTAROさん。
SADSも年代毎によってジャンルが違う特徴がありますが、今のメンバーになってからはとにかく切り刻まれるような凶悪で鋭いパフォーマンスを行うようになっている気がします。
4. パラメータ分析をしてみると
4.1 聴きやすさ
清春 ★★★★☆
黒夢 ★★★☆☆
SADS ★★★☆☆
聴きやすさは基本的には清春さんのポップな曲も作れる能力が高いため、全体的に聴きやすものとなっています。
4.2 演奏力
清春 ★★★☆☆
黒夢 ★★★★☆
SADS ★★★★★
上記のように示していますが、実際ソロの時も黒夢の時も厳選されたミュージシャンと一緒にされているので、もっと高くてもいいのかもしれませんが、やはりSADSの演奏力は別格なのかと・・・ちなみに人時さんもすっごく上手です。
4.3 知名度
清春 ★★★☆☆
黒夢 ★★★★★
SADS ★★★★☆
やはり最初は黒夢からのスタートなので黒夢の知名度が抜群だと思います。
ただし、黒夢もSADSも清春という人間の歴史の一部であり、全ての歴史は今の清春さんに帰結するものとなっています。
4.4 一言で表すと
清春 メロディアスで聴きやすい曲が多い。
黒夢 ポップな中にも重低音があり、パンク調やロック調が濃ゆ
くなる。
SADS 演奏力が高く一つ一つの音が凶悪で危険
という感じです。
最後に
もうちょい書きたかったんですが流石に眠たいのでもう寝ます。最後にこれだけは聞いて欲しい曲で黒夢のゲルニカを乗せます。
勝手な感想ですが、ゲルニカは清春、黒夢、SADSとしてキャリアを積んだ清春さんの集大成だと思っています。ご本人もゲルニカはそれぞれの良さが出ていると語っておりました。
この曲を機に、是非それぞれの楽曲も聞いてみてください!
【レビュー・評価】一流芸能人GACKTプロデュース 高級機械式腕時計VARTIX Alive-g704の魅力について
1. VARTIXの時計について
こちらはGACKTさんがプロデュースしている時計で、京都にある工房で一つ一つ受注生産されています。
伝統と革新を目指した現代風ヴィンテージとして手元を飾るというコンセプトの元、国内最高峰のクラフト技術を持つブランドとの共同の下に製作されました。
GACKTさんが好き、時計に興味がある、これから時計を買おうと思っている方々には是非、VARTIXの時計を見ていただきたいと思います。
2. VARTIX値段
VARTIXの腕時計は一番安いモデルでも定価が50万円を超え、高いモデルだと1000万円ほどします。
その価格帯ならオメガやロレックスといった有名ブランドの時計を買ったほうがいいのでは?と考える人が多いと思いますが、VARTIXにもその価格帯に見合った魅力や価値がありますので、ご紹介したいと思います。
3. VARTIX腕時計の魅力について
3.1 GACKTさんがプロデュースしている
気に入ったもの以外は身につけない、品質には妥協しない、そんな強い拘りのあるGACKTさんのプロデュースした時計というのは、ある種お墨付きのある時計と言ってもいいのかもしれません。
3.2 明確なコンセプトがある
結婚指輪には変わらぬ愛の誓いなどのコンセプトがあり、それを身につける事で自分を律する意味があると思います。
VARTIXの腕時計も同様に、身につける事で、コンセプトである”伝統と革新”とともに生きるという意味を感じられるのではないでしょうか。
3.3 独自の形状でひときわ目立つ
時計は時間を見るものですがファッションアイテムとしても大活躍します。
僕が買ったAlive-g704は赤色で、なかなかかっこいいです。
ケースサイズも大きく、付けているとかなり目立ちます!
3.4 カスタマイズ性がある。
店舗では、リューズにサファイヤやエメラルドを取り入れるなど、カスタマイズをしてくれるようです。自分だけの、オリジナルの時計を作ることが可能となっています。
4. VARTIXの時計が欲しい人は中古市場を探そう
VARTIXの時計は欲しいけど、値段にあった価値がまだ見つけられない人には中古品を購入する事をお勧めします。
VARTIXは中古になると途端に価格が下がり、ヤフオクなどでは5万円ほどで購入されています。
よく中古市場でVARTIXの腕時計を見ているのですが、中古とは思えないほど綺麗なものが多く、かつ保証書もしっかり付いているというケースが多いです。
なぜかはわかりませんが、とにかく中古市場では手に入りやすい価格帯で売ってあります。もちろん多少の傷はあると思いますが、中古で買って試してみる価値は十分にある時計だと思います。
みなさんも是非一度VARTIXの時計調べて見てください。
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