【MBA】日本の優秀企業に共通する6つの条件
「日本の優秀企業研究」では日本の優秀企業に共通する6つの条件をあげています。
どうすれば日本企業は強みを発揮できるのか参考になる一冊です。
【優秀企業に共通する6つの条件】
条件1. 分からないことは分けること
分からないことはやらない。自社が取り組むべき事業が明確で、コンセプトから外れていれば、経営トップは「それはウチの仕事ではない」と根拠をあげて説明できる。
条件2. 自分の頭で考え抜くこと
持続的に優秀な企業のトップは例外なくロジカルであり、一見常識破れな意思決定も論理的に説明できる。
ロジカルシンキングを鍛える事が重要となる。
条件3. 客観的に眺め、不合理的な点を見つけられること
かつては「子会社出向は左遷人事」と言われていたが、改革に成功した企業は子会社などで苦労した傍流派がトップに立つ場合が多い。
条件4. 危機感をもって企業のチャンスに転化すること
危機に直面すると焦ってこれまでやってきた事を否定し、成功している他社の真似を始めたりする。自社の資源を見直し、再分配を行い正しい危機感を研ぎ澄ます事が大切となる。
条件5. 身の丈に合った成長を図り、事業リスクを直視すること
日本の優秀企業は、自らが生み出したお金の範囲内で身の丈にあった研究開発や長期投資を行なっている。
条件6. 世のため、人のためという自発性の企業文化を埋め込んでいること
長期的に持続する優秀企業になるには、経営者や社員が使命感や倫理観といったお金以外の規律をもっている事が鍵になる。
詳細は本書にありますので、興味のある方は是非本書をお読みください!