【ビジネス】ビジネスチャンスをモノにする一流の名刺術(名刺に何をメモすべきか)
1. 「名刺に情報を記入する」皆さんは何を書いてます?
名刺には、組織名、役職、部門、連絡先などが書かれています。
これらの情報は仕事をする上で必要最低限な情報であり、アプリや名刺フォルダーを使って、いつでも活用できる様に整理整頓して置く必要があります。
そんな必要最低限な情報の塊である名刺を、ビジネスチャンスが詰まったデータに昇華するため、多くの人は「名刺に情報を記入する」という行為を行なっています。
この行為は、役職の付いたベテラン社員でも行っている言わば、ビジネスの基本でもあります。
それでは、名刺には具体的にどの様なことを書けばビジネスチャンスとして活用できるのか、本記事でご紹介します。
2. 名刺に記載するべき情報
名刺をもらったらその日のうちに情報を記入する様に習慣付けをしましょう。ここでは具体的にどういう情報を書けば良いのか紹介します。
名刺に記載する情報
□日付 (何年の何月何日に先方とあったのかを記載。再度新しい名刺を配られた
ときは古い名刺は破棄する。)
□場所 (客先なのか、イベント会場なのかプライベートなのかを記載。)
□要件 (案件名を記載。場合によっては先方の業務を記載。)
□相手の特徴 (身体的特徴、衣服、時計、話し方、性格などを記載。)
□紹介者(先方が誰と繋がっているのかを記載。)
□同席者(先方が誰と来ているのか等を記載。)
□出身校(プライベート情報であるので、わかれば記載)
□出身地(プライベート情報であるので、わかれば記載)
□趣味 (プライベート情報であるので、わかれば記載)
□特技 (プライベート情報であるので、わかれば記載)
名刺に仕事以外の情報を記入することは非常に有益です。
例えば、取引先の男性はラーメンが好きだとか、地域貢献活動で野球を指導しているなど、本人に関する情報があれば忘れずに記入しておきましょう。
こういった情報を把握しておき、タイミングよくその情報を発信できれば、相手の見方は変わるでしょう。
そして、コミュニケーションが取りやすくなり、ビジネス成功へ一歩近づく事ができるのです。
仕事は信用・信頼が最も重要です。相手のことを深く知ろうとする努力を忘れてはいけません。
3. 名刺記入時の注意
名刺に書く情報は多いに越したことはありませんが、多い分、早くメモをしておきたいという衝動にかられてしまいます。そんな時は以下の点を注意してください。
名刺記入時のポイント
□相手の目の前で書かない
目の前で自分のことを書かれて喜ぶ人はいません。必ず相手のいない場で記入しましょう。
□もらったその日に記入
複数人と名刺交換をしている場合など、勘違いして覚える可能性がありますので、記憶が新鮮なうちに記入する。
□名刺は相手の目に触れない様に
失礼な事が書かれていないくても、自分のことが色々と書かれた名刺を見るのは不快なものです。
4. 好印象を与える名刺交換
名刺交換において口うるさいマナー講師があれしろこれしろだの指図してきますが、大切なのは形式張った所作ではありません。
こちらの誠意や気持ちが相手に伝われば良いのです。最低限以下のことに気をつけてください。
名刺交換のポイント
□基本的な名刺の渡し方
立場が下のものが先に差し出すのが基本です。訪問した場合は原則として訪問者から差し出しましょう。
□同時に交換する時
自分の名刺を右手で差し出し、左手で相手の名刺を受ける。訪問者の名刺を少し下にするのが礼儀。
□交換後の名刺の置き方
受け取った名刺はしまわずに、机の上に置く様にする。