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【ビジネス】転職者がプロパー社員とうまく付き合う10の方法

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はじめに

 

転職とは基本的にはポジティブな行動です。

 

転職の動機には「スキルアップ」、「やりたい事がほかにある」、「労働環境(賃金、拘束時間、人付き合い)の改善」などがあり、いずれも自分の人生をより豊かにするための選択となります。

 

しかし、念願適って転職が成功しても転職者は自分が以下のようなネガティブな目線で見られるという事は覚悟しなければなりません。

 

転職者がプロパー社員(元々在籍している社員)から思われること

①転職者は愛社精神がない(会社への忠誠心がない)

②転職者は仕事が嫌になると逃げ出す(忍耐力がない)

③転職前の企業の考えが染みついて扱いにくい(社風を乱す)

④転職者には管理職に就いてほしくない(出世をしてほしくない)

 

これらは転職者にとっての乗り越えなければならない大きな壁の一つになっています。

上記のように思われないために、転職者は他の社員の方よりも人一倍頑張る姿勢を見せていかなければなりません。

 

それでは具体的にどのようなすべきなのかをご紹介します。

そこまでやるの?と思われるかもしれませんが、転職者が受け入れてもらうのは新卒よりも努力が必要なことを忘れないでください。

 

 

1. 転職先の企業に入りたかった意思をしっかりと伝える

 

プロパーのなかには愛社精神をしっかりもたれている方も大勢います。そのような人たちにも負けない熱い思いで転職して来たんだという事をしっかり伝えておきましょう。

そうするとだいたいのプロパーは「どうして最初からうちにこなかったんだ?」と聞いてきますので、「受けたのに落ちた」だとか謙虚に「(新卒時の)自分ではレベル不足だと感じていた」とか上手く切り返しましょう。

 

会社を褒めることでプロパーの人たちも同族意識を持ちやすくなります。

 

 

2. 転職前の企業とは関係性の良いまま終わったアピールをする

転職前の企業で人間関係を築けなかったと思われるのはマイナスになる可能性もあります。

転職前の企業の悪口は決して言わず、自分は惜しまれつつも転職先の組織で頑張るため辞めたんだとアピールしておきましょう。

ただし、露骨に「人間関係は良好でした」アピールするのもどうかだと思います。

 

自分は転職前の会社の人から電話がかかってきたのを聞かれた事がきっかけで、前の会社の人とも仲良くしていたようだと印象を持ってもらえました。

 

3. 多少残業しても仕事は約束の期日のはるか前に終わらせる

 

これはもっとも有効的でだれにも実現可能なアピールポイントです。

入社早々ハイレベルな業務は回ってこないでしょうから、与えられた仕事は即完了するように取り組みましょう。

なんだったら空いた時間で他の人の業務を請け負うくらいの気合いを見せてもかまいません。

 

仕事のできるやつと思われるのはプロパーとの人間関係を築く上で重要な要素です。

 

4. 柔和な姿勢で新入社員のように指示を仰ぐ

 

厳密には新入社員以上に柔和な姿勢で物事を受け入れてください。

受け入れた後は即座に疑問の確認を行い。仕事をするスタンスは出来ている事を分かってもらいましょう。

転職者が新卒者と同じレベルの行動をとることだけは絶対にない様に心掛けましょう。

 

5. そこまでしなくとも・・と言われるくらい気遣いを行う

 

気遣いをする機会は探せばそこらじゅうにあります。悪いことをしているわけではないので積極的に気遣いをしていきましょう。

ちょっとした気遣いのコツは事務職の方がされていることを見て真似する事です。

お茶を配っていたり、掃除をしていたりする姿を見たらまずは事務員さんに相談して、やらせてもらうのもいいかもしれません。

 

6. 私がやります!といつでもアピールする

 

転職者は業務を早く学ぶためにも積極的に物事に当たる必要があります。とは言えなんでもはできませんので、プロジェクト担当者の補助に回るつもりで出来る事からしっかりと下地を固めていきましょう。

 

7. 会社のルールや関係者をいち早く覚える

 

会社のルールは千差万別であり、あなたが今まで培ってきたルールが通用するとは限りません。

社内の事務的なルール、クライアントとの距離感、社内ネットワークの活用方法など業務に直結する事は早めに覚えましょう。

実はここでプロパーと衝突する社員は結構います。転職側からすれば今の会社をよりよくするための助言のつもりもあるのでしょうが、それは転職先でしっかりと信頼を得てから発言するようにしましょう。

 

 

8. 飲み会には積極的に参加し会社の将来像を語る

飲み会は本音を語りやすい場であり、真意が伝わりやすい場所です。今の会社をどうすればよりよく出来るのかをしっかりと伝え、リアクションを貰えるようにしましょう。

また、若手社員からの情報も貴重です。若手は意外と上司の事を良く見ていますので、情報収集を怠らないようにしましょう。

 

 

9.転職前の組織で培った能力を周囲に把握してもらう

 

転職者には全職で培ったスキルがあります。これは個人の強みでもあり、会社にとっても大きな強みとなっています。

せっかくの強みも理解してもらえなければ意味がありませんので、自ができる事を周りに周知することも意識しなければなりません。

 

10.プロパーをしっかりと立てる

 

あなたが転職する前から会社を支え続けている人への尊敬の気持ちを忘れてはいけません。転職者はあくまで遅れて組織に入ってきた後輩社員であることを念頭にプロパーの方とは話すようにしましょう。