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【MBA】「新版 ブルー・オーシャン戦略」ライバルがいない市場を作る方法

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1. ブルー・オーシャンとは

ほぼ全ての企業には競合他社の存在があります。競合他社とは価格やサービスで争う事となりますが、過度な競争は消耗戦に陥ってしまいます。

このライバル同士が激しく競争する市場を、限られた餌の小魚(客)を多数のサメ(企業)が食い合い真っ赤に染まる海にたとえて、「レッドオーシャン」と呼びます。

 

逆に、ライバルのいない新しい市場を、真っ青な海に例えて「ブルーオーシャン」と呼びます。

 

「【新版】ブルーオーシャン戦略」はブルーオーシャン(新市場)を作る方法を具体的に示した一冊です。

 

2. ブルーオーシャン戦略

ブルーオーシャン戦略とはライバルがいない新市場を作る戦略であり、「他社との競合がない環境で高利益を生み出す」事を目的とします。

 

そんな事可能なのか?と疑問に思うかも知れませんが、現実に私たちの周りには30年前には想像できなかったいくつもの市場が生まれています。そしてこれらの市場は例外なく、最初はブルーオーシャンとして生まれています。

 

それでは、ブルーオーシャン戦略についてご紹介します。

 

2.1 「顧客視点の競争要因」と「価値曲線」の整理

まずは顧客視点で契約相手やお店を選ぶ基準を洗い出します。これを「顧客視点の競争要因」と呼びます。

ぼくはコンサルタントなので、一般的なコンサルタント競争要因示します。

これらの要因を横軸に取り、それぞれ顧客から見たレベルを設定し曲線(価値曲線)で結ぶと以下のような図(戦略キャンパス)になります。

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2.2 4つのアクションを考える

戦略キャンパスを作成した上で、以下の問いへの答えへを整理します。

  • ①現業界で常識となっている要因のうち、何を取り除くか
  • ②業界標準と比べ、思い切り減らすべき要因は何か
  • ③業界標準と比べ、大胆に増やす要因は何か
  • ④現業界でこれまでに提供されていない、新たに創り出すべきものは何か

 

これらの答えを取りまとめ、戦略キャンパスに反映させることで新たな価値曲線が生み出されます。あとはそれを元に今後の展開を詰めていくと、同じ業界でも他社とは違った市場で顧客のニーズを満たしていくことになるため、競争なく利益を生み出すことが可能となります。

 

 

さて、残念ながら、自分はまだ上記の問いに対する答えが出ておりません(>_<)。

理由としては顧客視点の競争要因をうまくまとめ切れていない可能性があるので、再検討する余地があります。

 

3. お詫び

すいません。ブルーオーシャン戦略を記事であげておきながら、自分の業界で上手く戦略キャンパスを作ることができませんでした。

本書では、理髪店のQBハウスを例に顧客視点の競争要因をまとめ、見事に戦略キャンパスを作っていますので興味があれば読んで見てください。