【ビジネス】一流の基礎〜問題・課題の発見に役立つフレームワーク1「As is/ To be」〜
1. フレームワークとは?
「フレームワーク」とは日本語で「枠組み」を意識します。
何かを考えたり分析したりする際に、一定の枠組みを設けることで、何を考えるべきなのか、整理すべきなのかを明確にし、思考を加速させることができます。
フレームワークには様々な種類があり、自身の抱える問題や目的の状況に合わせて最適なフレームワークを活用する事が重要となります。
2.問題・課題発見のためにフレームワークを使う意義
ビジネスにおいては、組織全体、部署、チーム、そして個人レベルで達成するべき目的(理想の状態)があります。
現状を理想の状態にするためには、理想と現状のギャップ(問題)を明確にし、そのギャップを埋めるために取り組むべき課題を設定する必要があります。
3. あるべき理想の姿と現状を書き出すフレームワーク「As is / To be」
「As is / To be」は理想の状態と現状のギャップを可視化し、そのギャップを埋めていく方法を考えるフレームワークとなります。
あらゆる問題の第一歩はこの理想と現実の比較から始まります。
それでは自分の職場の問題を参考「As is / To be」を書き出してみます。
問題の発見において押さえておきたいのは、問題を網羅的に書き出すと言う事です。
この辺はGTDのインボックスと同様の考え方で、とにかく一度自分の頭のメモリーから別の媒体に書き出すと言う作業が大きな意味を持ちます。
GTDについてはこちら
頭の中で問題の整理をするのではなく、問題を可視化するようにしておけば、問題の抜け、漏れ、ダブりなども回避する事ができますし、良いことだらけです。
※問題の抜け、漏れ、ダブりは説得力に大きな影響を与えます。
マッキンゼーでも問題発見にはノートを活用していますので、問題発見の第一歩として、「As is/ To be」を活用してみましょう。
このフレームワーク集ですが、今後はいくつかブログで紹介できたらと思います。
その際、実際に今の自分の職場で起こっている問題を照らし合わせながらご紹介し、果たして本当に効果があるのかも合わせて報告して行こうと思います。