【ビジネス】情報の価値について 三次情報で仕事をしてはいけない
1. 三次情報で仕事をしていては信頼されなくなる
自分は仕事がら、お客様に対して法的根拠(法、施行令、施行規則、要項・要領)や科学的根拠(国や財団法人等が示すデータや、その業界の専門著書)を示しながら話をする事が多いです。
情報の仕入れ先が信頼できる機関であるからこそお客様に対しても自信を持って説明が出来ますし、お客様も情報を信頼をしてくれるようになります。
もし情報の仕入れ先がWikipediaやツイッターだった場合、お客様はこちらの話を信用なんてしてくれませんし、かなりの確率で人間的な信頼を失う事態に発展します。
故に、情報の仕入れ先は慎重に選定し話す内容をしっかりと理解しておかなければなりません。
そもそも情報とは大きく以下の内容に大別できます。
- 一次情報・・・国等の公的機関が公開している情報。情報の記載箇所を探すのが難しく、解釈が難しいがその分価値の高い信頼できる情報。その他信頼できる機関が調べたデータや、現場で取材した情報なども該当する。
- 二次情報・・・一次情報を元に作成された情報。査読論文やある程度人の審査を受けて世に発行された書籍などが該当する。情報の根拠たるデータは一次情報等を活用しているためある程度信頼はできるが、二次情報を作り出した人の思想等が色濃く反映させれるため注意して情報を受け入れる必要がある。新聞やテレビ、ネットニュースは大体二次情報。
- 三次情報・・・二次情報をベースにSNSで飛び交う情報。情報の収集はし易くなっているが、信頼できる情報であるかは精査する必要がある。
働く業界によって、信頼に足る情報源が何かは違うと思いますが、間違いなく共通するのはSNS等の情報をそのまま鵜呑みにするとNGという事でしょう。
入手が簡単だけども信頼性にかける情報はたくさんありますので、皆様もどうかお気をつけてください。
2. この人の言っていること、少し胡散臭いと感じたら・・・
三次情報を情報の全てのように得意げに話す人は残念ながら少なくないようです。本人も悪気なく話をしているのでしょうが、そう言った人の発言は必ず胡散臭がにじみ出ています。
もし、胡散臭さを感じた時は「自分でしっかりと調べて見るから話の根拠となったURLを教えてよ」と聞いてみてください。
そこで教えてくれなければ信頼できる話ではないと認識してもらって良いです。逆に教えてくれた時にはしっかり目を通してみましょう。
目を通して見ると、情報の根拠となったサイトをの出典元が怪しかったり、出典元は信頼できそうでも読み手の解釈がズレているという事が多いです。
こう言った事もありますので、情報は簡単に鵜呑みせず、仕事等に係る事であればしっかりと根拠を調べて(一次情報か二次情報か三次情報かを含めて)、解釈に間違いが無いか注意しながら収拾するようにしましょう。