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成果を出すためのルール9. 「労働時間の長さ=仕事への情熱」ではない

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1. 労働時間が長ければ、頑張っていると思われる?

 

一昔前の時代は、会社に長時間いる=会社へ貢献度が高いと認識されていました。

24時間働けますか?なんてキャッチコピーも出ていましたし、それだけ多くの人たちが仕事に時間を割いており、定時退社しようものなら冷たい目で見られたと耳にします。

 

確かに一見すると長時間労働をすれば、その分会社に貢献しているかのように見えます。

しかし、以前下記の記事でも紹介しましたが、日本人の一人当たりのGDPは先進国中でも低い部類に入っており、GDP全体が高いのは人口が多いからだと結論が出ています。

www.karasu100.com

 

これはすなわち、一昔前の人たちは会社に長時間拘束され頑張ってはいたのでしょうが、非常に生産性の低い状態であった事を指しています。

 

今後人口減少が進んでいき、共働きが進んでいく日本では、このような生産性の低い活動をしていてはいけません。

厚生労働省も働き方改革を促しており、短い時間で効率的に働き、質や量を増やした働き方が評価されるようになります。

 

 もし、あなたの周りに長時間労働に美徳を感じている人がいても、 決してその人に合わせないようにしましょう。労働時間の長さ=仕事への情熱ではありません。

 

2. もし業務時間内に仕事が終わらないときは、早朝出社しよう

 

とはいえ、どれだけ生産性を高めても残業を避けるのは難しいです。努力しても発生してしまう残業分に関しては、従来通りに退社時間後に頑張るのではなく、朝に通常よりも早く出社して取り組む事をお勧めします。

 

下記の記事でも紹介してますが、出来るビジネスマンは朝方です。

www.karasu100.com

 

朝方の活動をするメリットとしては、

 

1. 時間の使い方が明確になる

2. 朝の脳は仕事の効率を高めてくれる

3. 早起きは優越感に浸れる

4. 夜残業と比べ理性的に働ける

5. 早起きは高評価に繋がる

 

が挙げられます。

 

朝早起きして頑張るだけで通常よりも生産性を高めることができるのだから、これは是非挑戦してほしいと思います。

断言しますが、朝ゆっくり出社する人で優秀なビジネスマンはほぼ皆無です。

朝好きな時に出社して鬼のような成果を出す人もいますが、この手の人は若い時に鬼の如く仕事に邁進した方達です。

 

3. 業務を受けるときはどのレベルの成果品を作るか検討しよう

 

目指すべきは短時間作業で高品質な成果品を作り上げることです。

 

しかし、求める品質はお客さんによって違います。4レベルの品質を求めているお客さんに10レベルの品質のものを提供すれば喜ばれはするでしょうが、労力の無駄になる可能性もあります。

 

お客様が求めるレベルの成果品の精度をあらかじめ詳細に聞き取り、それに見合った金額、精度のレベルを設定し、作業に取り組むことが重要となります。それがゆくゆくは労働時間の削減につながります。