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【ビジネス】成果を出すためのルール7. 控えめに約束し、約束以上の仕事をする

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1.嫌われたくないばかりに、言われた通りの期限で同意していないか?

 

仕事をしていれば必ず、いつまでに何をやれ!と言われます。多くの人は相手の期待を裏切らないように、或いは嫌われないように期限の安請負をしています。

 

実はこういう人は、依頼した側からすると「チョロいやつ」と見られがちです。加えて約束を守れなかった場合は「できない奴」と思われてしまいます。何事もですが、安請負は自らの価値を下げることにつながります。

 

それではどうすれば良いのか。答えは簡単で、提示された期日よりも長めの期日を設けるようにすれば良いのです。

依頼された仕事が水曜までにできると判断したのならば期日を金曜に設定する。依頼された仕事に一週間費やすと判断したのならば二週間の期日を設定しましょう。

 

上司がいつまでに何をやれ!と言ってきた時は即答で返事をする必要はありません。

 

一旦保留にしてその日の就業時間にでも、「いつまでにやれと仰いましたが、不足の事態を計算に入れて◯日必要です」と答えれば、よっぽど緊急性のある時以外は聞き入れて頂けると思います。

 

逆に、それでも上司が指定した期日までに成果品を要求してきてこそ、上司は部下に対して厳しめのオーダーをしているのかも、と自覚するのです。

 

最初から上司の言われた期間内に余裕を持って仕事が終わると判断できて入れば期日を伸ばす必要はありませんが、指示された仕事の内容量や他の業務への影響を瞬時に判断できない時は、一旦保留するように心がけ、敢えて余裕を持った期日を設定するように相談してみましょう。

 

2. 期日を自ら設定した以上は約束以上の仕事をする

期日を希望の日に設定した以上は約束を破ることは許されません。上司やお客さんからしたら条件を譲歩したのに成果品ができていないなどあり得ない話です。

 

また、期日を自ら設定したと言うことは、成果品自体は期日よりも前に終わっている状態になっていなければなりません。残りの期間で成果品の精度を高め、約束以上の仕事をするのがベストです。

 

周りからは、仕事のスケジュールを管理できており、かつ約束以上の仕事をする人と見られますので、しっかりと精度の高いものを作るように心がけましょう。

 

3. 注意点

この記事で紹介した手法ですが、与えられた仕事をある程度自分で完結できる人が手本とすべきやり方です。

 

若手社員で、一人で業務が完結できない(成果品のチェックをしてもらう必要がある場合や、一緒に成果品を作ってもらう必要がある場合)時は、この手法はしないほうが良いです。

若手の時は、多少無理をしてでも周りの進捗や与えられた期日に合わせて、量をこなすべきだと思います。

 

こちらの記事でも紹介していますが、若手のうちはスピードを重視にやる方が得るものも多いし、周りの評価も高まります。

www.karasu100.com

 

スピード重視で数をこなし、経験を積み業務の独り立ちができるようになれば、次は自己管理や評価向上の手法として本記事を参照にしてもらえばと思います。