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【ビジネス】成果を出すためのルール6. 他人のミスから学ぶ

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1.他人のミスから学ぶことができているか?

「頭のいい人間は自分の間違いから学ぶ。真に賢い人間は他人の失敗から学ぶ。」このような格言を皆さんも聞いたことがあると思います。

しかし、この格言は覚えただけでは意味がありません。実行をすることが重要です。

 

もし身近な人が失敗をしたら、その度に失敗の原因を追求しなければなりません。

しかし、自分の失敗を同僚等に根掘り葉掘り尋ねられて、喜ぶ人はいません。他人の失敗から学ぶ時には注意深く行動をする必要があります。

 

2.他人のミスの原因を突き詰めるには、手助けをすること

身近な人がミスをした時はしっかりとフォローアップに入るようにしましょう。そもそも仕事で誰かが失敗をするのは避けられません。同僚のミスの挽回を助けるのは当然のことで、さらにその原因を学べるというおまけがついてきます。

 

間違ってもミスした人の責任追及をしてはいけません。失敗の原因を追求することが重要なのです。

失敗の原因もいくつかあります。

 

失敗例(1)未知への取り組みに対する失敗

新しいことや、未知の業務に取り掛かる時に失敗は付き物です。周りに指導者がいたのにミスが起こった場合は、管理システム自体に問題があった、もしくは機能していなかった可能性があります。

 

失敗例(2)無知による失敗

本来取得しておくべ知識や技術不足によって起こる失敗です。もし他人のミスの原因が無知によるものであれば、自分自身のケースに置き換えて、自分であれば失敗しなかったのか?としっかり考える必要があります。

 

失敗例(3)不注意による失敗

本来であれば回避できたことですが、不注意によって起こる失敗です。不注意の原因となる健康状況、精神状況と向き合う必要があります。多忙故に不注意が発生する状況であれば、業務量を再確認し、優先順位等を明確にして精神的負担を和らげる手法もあります。

 

失敗例(4)誤判断による失敗

判断基準やタイミングのミスにより起こる失敗です。しっかりと失敗の原因究明を行う必要があります。

失敗を防ぐためにもこまめな報告・連絡・相談を心がけましょう。

 

3.ミスは飲み会からも学べる

飲み会で仕事の話が出た時に、「自分、こういう失敗をしてしまいました」とぼやくと先輩方から良きアドバイスをいただけます。それは先輩方も同じミスを犯した経験があるからです。

逆に先輩の失敗体験なんかも教えてくれたりします。飲みの席ですので明るく話を聞く事もできるのです。

 

飲みの席だからこそ話せる本音もあります。私は飲みの席で先輩から「今だからいうけど、お前はあと一歩で失敗するところまで来ていた。」といった話を聞かされた事があります。自分では順調に進めていたと思っていたプロジェクトでも、周りから見たら危なっかしいものだったのです。

そういう話も飲み会の席で聞かせてもらい、しっかりとフィードバックする事が重要です。