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【ビジネス】年収一億円超え 山下誠司さんの仕事中の時間の使い方

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1. 山下誠司さんとは

 

山下誠司さんは(株)アースホールディングス取締役、(株)サンクチュアリ代表取締役と一流の肩書きを持つビジネスパーソンです。

 

高校卒業後に上京し19歳で年収190万円から美容師を始め、ほぼ休みなく仕事をして31歳の時には年収1億円を超えます。

 

ほぼ休みなしで働いている事自体凄まじいのですが、24歳か39歳までは始発から終電まで365日、15年間、1日足りとも休みなく仕事をこなしたそうです。

40歳を超えた現在では仕事と趣味の壁が完璧になくなり、より一層仕事に精を出されています。

 

そんな成功者である山下さんの仕事に対する時間の使い方について、本ブログでご紹介します。

年収1億円になる人の習慣

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2.「山下ルール①」仕事には必ず早めの期限を設ける

 

山下さんは「完璧主義」ではなく、「最善主義」で仕事をしています。

良い企画が浮ぶまで何時間も考え続けるのではなく、制限時間を設け、その時間までに出来たもので完成とします。

 

こうすると質が下がるのでは無いか?とも思いますが、山下さん曰く、無制限で仕事をするよりも結果的に質の高い仕事ができるそうです。

 

期限を設ける事で迷っている時間がなくなり、集中力と決断力が高まり、スピードが速くなるとの事。最初はなかなか出来ないかもしれませんが、常に期限を意識するとで、スピードも上がっていきます。

 

3.「山下ルール②」自分一人でできる仕事は「始業時間前」までに終わらせる

 

山下さんは、各店舗の数字のチェック、業務報告のチェック、メールの確認と返信などの一人でできる仕事は「始業時間前」までに終わらせるそうです。

 

これは出来る人の共通の行動です。見積書の作成や顧客への資料などは朝の静かな時間に集中して行う事で、時間をかけずに高品質なものができるとされています。

要はできる人は早起きをしているという事です。

 

 

4.「山下ルール③」仕事の優先順位を決める

 

仕事の優先順位を決めるのは当たり前のことですが、意外と出来ていない人が多いような気もします。

 

山下さんほどのビジネスマンでも、やるべき仕事はノートに書き出しておいて、毎朝優先順位を確認してから仕事に取り掛かっているそうなので、我々も基本に戻って書き出す作業をすると良いかもしません。

 

山下さんは元々なんでも自分でやる性格のようでしたが、新規出店時にその性格が災いし、赤字転落の危機に陥っています。その時、社長から「全部自分でやろうとしている事が良く無い」との指摘を受け、優先順位の高い仕事に集中し、雑用は周りに任せた結果、見事に赤字から抜け出しています。

 

5.「山下ルール④」人に任せられる仕事は人に任せる

 

上述もしてますが、自分じゃなくても対応できる仕事は完全にスタッフに任せるという事も時間を確保する上で重要です。

 

その分、自分はしっかりと重要な仕事に打ち込む必要がもちろんありますし、スタッフに任せた以上はその責任も自分で追う覚悟が必要になります。

任された側も勉強になりますし、自分の都合を押し付けたと考えず、教育の一環と考えた良いかもしれません。

 

6. 最後に

うちの会社にも、自分の納得が行くまで品質を追求する職員がいます。ただし、上司に確認して貰った時には労力に見合った評価をしてもらえません。

 

それよりはスピード重視、7割程度の品質の段階で上司に確認してもらい、指摘を受けながら完成させる職員の方が結果として品質も良く速く成果品が出来ていますので、そちらをお勧めします。

 

時間の使い方を上手くすれば空いた時間で数をこなす事もできますので、時間の管理→空いた時間で量をこなす→品質向上というステップを意識すると良いでしょう。