【ビジネス】成果を出すためのルール5. 早朝出勤は「できる人」の基本中の基本
昨日、知人の働く銀行へと業務案内に言った際、「朝は何時に出勤する事になっているの?」と質問をさせて頂きました。
すると知人は少し恥ずかしそうに、「僕は遅い方だよ。それでも始業開始は9:00だけど、7:30前に会社近くのマックでコーヒを買って出勤している」と話をしてくれました。
知人は今年30歳になり、若くはないけどもまだまだ勉強する事が多いため、朝の時間を使ってメールチェックと業務の勉強をしているとのことでした。早い人だと、6:00頃には会社に着き、午前中までに事務作業を全て終わらせ明日の予定までも立て終わっているようです。
定説である「朝型人間は業績も良いの?」という質問を知人にぶつけてみたら、躊躇いものなく「それは間違いない」という回答をしてもらいました。
プレジデントオンラインや色々なビジネス雑誌でも年収が高い人ほど朝型人間が多いと謳っています。
もちろんこれには理由がありますので、ざっくりご紹介させて頂きます。
1. 早起きすると「時間の使い方」が明確になる
早朝出勤を始めると、確保できた時間の中で何をするかを考えるようになります。人間は目的に向かって行動する生き物ですので、空いた時間で何ができるのか目的を定めるようになり、自己成長を促すようになります。
自分は早朝出勤を始めた最初の頃は、残務を集中してやっていました。しかし、そうすると就業時間3時間前くらいにはする事が無くなってしまうので、新規事業を考えたり、チラシを作ったりと、通常の業務とは別の事をするようになってきました。
このように時間が出来ると、「何かをしなきゃ!」という感覚になり、それが自分を良い方向に導いてくれます。
2. 朝の脳は仕事の効率を高めてくれる
朝の脳はフレッシュ状態なので、仕事の効率が上がります。人にもよるとは思いますが、始業時間前の2時間でする仕事は、日中の8時間に相当するとのことです。
また、通常の就業時間内だと来客や電話によって自分の時間が奪われてしまう事もありますが、朝はその心配がないため、集中を継続しやすい環境となっています。
3. 早起きは「優越感」に浸れる
早朝出勤をすると始業時間までにはいくつかの仕事を終わらせる事が出来ます。始業時間ギリギリに出社する人と比べると、自分は既に仕事を終わらせているという優越感に浸る事ができます。
また、早朝に頭のエンジンをかけ終わっているため、思考がクリアであり朝のミーティング等でも自信を持って発言をする事もできます。
4. 夜残業タイプは感情的になりやすい
心理学では午前を理性の時間、午後を感情の時間と分類する事があります。
なので、朝型の方が理性的な話をする事もできますし、事業計画や数字のチェックなど集中力を要する業務に向いています。
逆に夜は感情的になりやすいので、ミーティング等でもイザコザが起こりやすいです。夜はアフターファイブなどで人間的な部分を魅せる事に使った方が良いでしょう。
5. 早起きは高評価につながる
日本人は早起きは良い事と教えられる文化もありますので、朝早く来て仕事をするだけでも周りから高い評価を得られます。
最近の風潮なのか、始業時間から就業時間までの間にしっかりと仕事をするという事が望ましいという会社さんも多いようですが、皆が出勤した時に既に仕事を始めており終わらせている人がいると言うのは物凄いインパクトを与える事ができます。
前回の記事でも書いていますが、仕事は早いに越したことはありません。
逆に、朝も早くて帰りも遅い人を見ると不安な感じになってしまいますので、夜はさっと帰る様にした方がいいでしょう。