【ビジネス】成果を出すためのルール1. 自分の存在感を際立たせる
「できる人には自分のルールがある」
仕事で成果を残す人は、良好な人間関係の構築や、複雑な問題の解決のために自分なりのルールを構築し、実践しているものです。
以前の記事ではそのルールの基本的な作り方をご紹介しました。
参考書籍
SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える (単行本)
- 作者: ドナルドサル,キャスリーンアイゼンハート,Donald Sull,Kathleen M. Eisenhardt,戸塚隆将
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2017/08/21
- メディア: 単行本
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本記事では、仕事ができる人が具体的にどのようなルールを作っているのか、書籍「THE RULES OF WORK」を参考に、「自分の存在感を際立たせるルール」ご紹介します。
1. なぜ自分の存在感を際立たせる必要があるのか
会社では先輩・上司・同僚と様々な年代層の人が仕事をしています。各々が違うタスクをしていることもあれば、プロジェクトが遂行されている時もあります。
業務の種類が多岐に渡るほど、周りの人はあなたの業務内容について深くは理解できず、「何かしらの業務を頑張っている人」という印象に陥りがちです。
もちろん直属の上司はあなたの事をしっかりと見ていると思いますが、グループの人数が多ければあなたの存在感も必然的に薄れてしまいます。
慌ただしく働いていると忘れがちになってしまいますが、自分の手柄をきちんと周りに気づかせ、オフィスで存在感を際立たせるということは重要な事です。
存在感を際立たせるという事は、発言権を得ることに繋がり、ゆくゆくはあなたの理想を実現することに大いに役立つ事となります。
もちろん、過度に自己演出をしたり、悪目立ちをしてはいけませんので注意してください
2. 存在感を際立たせるルール
本書では、存在感を出すための方法として、職場全体の能率を上げるためのレポートを提出する事を紹介しています。
自主的にレポートを提出する事は、自分の頭で考え、臨機応変に率先して行動する事ができる人物だという証拠になります。
その際の注意事項としては
🔸レポートを提出する回数を制限し、本当に役立つレポートだけを提出する。
🔸作成者である自分の名前をきちんと目立つように書いておく。
🔸直属の上司だけでなく、その上の上司にも見てもらえるようにする。
🔸独自のレポートでなくとも、役立つ新聞記事を切り抜いて提出するだけでも良い。
の4点が挙げられます。
著者は定期的にレポートを提出する事をルールとして、多くの評価を受けてきました。
最後の新聞記事の情報伝達などは、業務に関する世論や情報収集にもなりますので、積極的に行って行くべきだと思います。
また、個人的な経験として、飲み会の席で新しい事業の話をしてみるのは効果があると思います。
この場合、相手を慎重に選ぶ必要があり、保守的な上司(今の事業だけやっていれば良いと考える人)ではなく、危機感を感じている上司(既存事業だけでは、今後不安だと感じている人)や、アグレッシブな上司(いけいけドンドンな人)と飲む事をお勧めします。
新しい事業の話を振った時、意外かもしれませんがその案は既に議論され尽くした後のケースが多く、先輩上司は既に新しい事を考えていたりと刺激を与えてくれます。
それと同時に、あなたに対して「こいつは自分で考えて動くやつだと」と思ってもらえ、会議に呼ばれる頻度が増えたりします。
3. 組織への尽くし方は人それぞれ、【知・覚・動・考】
あなたの存在を際立たせるためには、既存の仕事をしっかりこなして実績を作ることももちろん大切です。
その上で、個人個人が会社のためになるような提案をしていく事が重要となります。
組織が既に新しい事業に目を向けているのならば、敢えて全く別のジャンルの勉強をしてみて組織に貢献するのもありだと思います。
むしろ、そういう人が多くいた方が組織としては長続きするのかもしれません。周りからは理解されずもどかしい思いをする事もありますが、組織のためにという強い信念を持って「とも(知)・かく(覚)・うご(動)・こう(考)」!
それではまた。
※知・覚・考・動はGACKTさんが感じている成功する人間の思考パターンの原則です。良ければどうぞ