ヴォーカリストは歌唱力だけが全てじゃない! 歌唱力以外の評価項目をみるべきだ!
- 1. はじめに
- 2. 例① GACKT 〜世界観を魅せるヴォーカリスト〜
- 3. 例②清春〜幅広い楽曲センスを持ち合わせ、ストレートな感情で歌うヴォーカリスト〜
- 4. 例③teru 〜他人にポジティブな気持ちを分け与えるヴォーカリスト〜
- 5. 例④鬼龍院翔〜エンターテイメント重視するヴォーカリスト
- 6. 最後に
1. はじめに
ヴォーカリストとは何か?と考えた時、色々な言葉が頭を過ります。
僕にとってのヴォーカリストとは、歌う人、バンドのフロントマン、表現者、メッセンジャー、盛り上げ役、もっとも人間性で評価される、など様々な言い換えができる人達の事を指します。
ですので、歌の上手い下手いでヴォーカリストたるものを簡単には判断しないようにしているのですが、残念な事に今日の通勤電車において学生諸君が「3代目まじ歌上手い」、「Superflyの歌唱力は認める」、「アイドルは歌が下手い」と言うのを耳にしてしまい、やはり多くの人は歌唱力でしかヴォーカリストを見ないのか?(あとはルックスかな?)と少し残念な気持ちになってしまいました。
なので、本記事では、ヴォーカリストがどのような立ち位置、気持ちで歌っているのか、どういった部分を視聴者は見るべきなのか、僕の好きなヴォーカリストの特徴を上げながらヴォーカリストの歌唱力以外の評価の仕方を語りたいと思います。
2. 例① GACKT 〜世界観を魅せるヴォーカリスト〜
GACKTさんのライブにはストーリーがある事が多いです。東京ドーム公演では映画のような動画とGACKTさんの歌声が見事な世界観を演出していました。
彼はライブにおいて自身の世界観を伝える、聞き手が何を強く感じることができるかを徹底的に考え表現するタイプのヴォーカルです。
また、世界観を作る上で欠かせないステージの装置、演出に関しては徹底したこだわりを持っており、会場が規制している事でも上手く隙間をついて演出を可能にするなど、演出の前の準備段階からあらゆる試行錯誤を繰り返しています。
歌声も芯のある低音ボイスで、美しい容姿とは違った男らしさも、ヴォーカルとしての特徴とも言えるでしょう。
ヴォーカリストは歌唱力以外に自身の世界観を伝える事が重要な評価項目になると僕は思います。
Gackt - Mars Sora Kara no Homonsha~Kaisou~ [2000]
GACKTさん参考記事
incentive-to-innovation.hatenablog.com
3. 例②清春〜幅広い楽曲センスを持ち合わせ、ストレートな感情で歌うヴォーカリスト〜
清春さんは年代毎に考え方や感じ方がかなり違っており、その都度音楽性が変化しています。
ダーク、パンク、ヘヴィロック、メロディアスな歌ものなど、引き出しの多さはかなりのものです。
そして、それらの楽曲に合わせて攻撃的に、または叙情的、耽美的に歌うことのできるヴォーカリストとなっています。
清春さんは良くも悪くもその時の感情を剥き出しに行動するする事が出来る人です。
初期sads 時代にはイライラした時にステージを壊す、アンコールに応えないなど、良くも悪くもその時の感情に素直に動いています。
そんな自分の感情に素直な清春さんだからこそ、ヴォーカリストとして迫力のあるライブが出来るのだと思います。
ちなみに、歌い方もシャウトやファルセット、ビブラートを多用しており、幅広い表現方法を持っています。(こういう技術を歌の下手なヴォーカリストと感じている人もいるようですが…)
ヴォーカリストは歌唱力以外に幅広い楽曲を歌いこなすセンスと、感情を込めて歌う事が重要な評価項目になると僕は思います。
incentive-to-innovation.hatenablog.com
4. 例③teru 〜他人にポジティブな気持ちを分け与えるヴォーカリスト〜
teruさんがどういうヴォーカリストなのか、技術や世界観で語るのは難しいのですが、teruさんの歌声には人を温かい気持ちにさせる「力」があります。
その力の根底にあるものは、teruさんの持つ素直・誠実さや、ファンや仲間を愛する心ではないでしょうか。
sugizo さん曰く、teruさんはあらゆる絶望もポジションなものに変える力があるヴォーカリストだそうです。
ヴォーカリストは歌唱力以外に、聞く人を温かい気持ちにしたり、勇気を与えたりする不思議な力が重要な評価項目になると僕は思います。
5. 例④鬼龍院翔〜エンターテイメント重視するヴォーカリスト
ご存知ゴールデンボンバーの中心人物、キリショーです。
キリショーは一見ふざけたV系被れな様にも見えますが、90年代のヴィジュアル系が持っていた独自のコンセプト、新しいものを作り上げるといったマインドを確実に引き継いでいる稀有な存在です。
彼もまた多種多様な楽曲を手が得る事ができ、かつGACKTさんと同じ様に様々な世界観を作り上げる事が出来ているのです。
ただし、彼の場合はミュージシャン兼ヴォーカリスト兼、エンターテイナーという感じがします。
キリショーの様に、様々な手法を用いてお客さんを楽しませるといったエンターテイメント性もヴォーカリストを計る上で重要な評価項目になるのだと私は思います。
ゴールデンボンバー「毒グモ女(萌え燃え編)」Live at 横浜アリーナ 2012/6/18【GOLDEN BOMBER】
6. 最後に
今回紹介した例のヴォーカルはいずれも似た様なジャンルのミュージシャンだと思います。
女性の歌手やアイドル、グループ歌手などを歌唱力以外で評価するための項目を探してみるとまた新しい発見があるかもしれません。
incentive-to-innovation.hatenablog.com
incentive-to-innovation.hatenablog.com
【ビジネス】一流企業の経営戦略〜僕がamazon会社に投資したいと思った6つの理由〜
- 1. amazonは既にエブリシングカンパニーとなっている
- 2. 幅広い顧客層がいる
- 3.「長期におけるフリーキャッシュフローの極代化」を考えている
- 4. イノベーションへの情熱が高い
- 5. 顧客第一主義の徹底
- 7. 最後に
1. amazonは既にエブリシングカンパニーとなっている
2. 幅広い顧客層がいる
3.「長期におけるフリーキャッシュフローの極代化」を考えている
4. イノベーションへの情熱が高い
5. 顧客第一主義の徹底
6. 小売、物流の巨人からクラウドの巨人へ
7. 最後に
【レビュー・感想】DIR EN GREY shinyaの性格は?MALICE MIZERのDNAを継承している?
- 1. MALICE MIZERとは?
- 2. 何故shinyaさんがMALICE MIZERのDNAを継承しているのか。
- 3. shinyaさんの性格
- 4. DIR EN GREYへ与えるshinyaさんの影響力
1. MALICE MIZERとは?
その辺の具体的な説明は、こちらの方のサイトがとても参考になります!
2. 何故shinyaさんがMALICE MIZERのDNAを継承しているのか。
3. shinyaさんの性格
3.1 大人しそうに見えて意外と社交的
3.2 大人しそうに見えて結構諦めが悪い
3.3 大人しそうに見えて意外とエンターテイナー
3.4 物腰が柔らかい
3.4 目標に向かって努力を惜しまない
4. DIR EN GREYへ与えるshinyaさんの影響力
【レビュー・感想】DIR EN GREY toshiyaさんの軌跡、性格、ベーシストとしての能力など
DIR EN GREYでの活動はToshiyaさんにとって「変化と深化」の20年と言っても過言ではないでしょう。
常に新しい変化を求め、更なる深化を遂げる変幻自在のベーシストであるToshiyaさんの今日に至るまでの軌跡・性格等をご紹介いたします。
1. 軌跡
1.1 小学時代〜野球や剣道を楽しむ普通の少年〜
小学生の頃は野球やサッカー、剣道を楽しむ子供だったToshiyaさん。
そんなToshiyaさんと楽器との出会いはおばあちゃんの家にあったクラシックギターだったそうです。
当時は同い年くらいの親戚と開放弦を弾いて遊んでいたそうですが、ギターはあくまで遊びの道具であり、そこから音楽にのめり込むことはありませんでした。
小学6年生頃になると周りが音楽を聞くようになり、話を合わせるためにToshiyaさん自身も音楽を聞くようになったみたいですが、まだ音楽が自身にとっての熱中できるものとはなっていませんでした。
1.2 中学時代〜音楽への目覚め〜
中学時代のToshiyaさんは周りの影響で、BOOWYやZIGGY、X JAPAN、BUCK-TICKを聴くようになります。
今でこそベーシストとして活動されていますが、当初はギターを弾けるようになりたいと思い、ギターを購入するための資金源を得るために親戚の仕事を手伝うようになります。
この時期、ご本人は学校へ通う頻度も少なくなっていたそうで、仕事で知り合った知人や、同じく学校へ行っていなかった幼馴染とメタルや日本のロックを聴いて楽しんでいたそうです。
ギターを手にした後は、アルカトラスなどのロックを弾くことを目指して基礎練習に励みます・・が、Fコードの壁にぶち当たり挫折を覚えたそうです。
ただその後は友達とBOOWYやBUCK-TICKを弾いて遊ぶなど、ギターを続けることとなります。(最初にギターで弾けたのはBUCK-TICKのJUPITERだそうです。)
この頃くらいからライブハウスで演奏してみたいと思うようになりますが、本人曰く全然社交的ではないためメンバー集めなどはしなかったそうです。
1.3 高校時代〜ベースへの目覚め〜
親戚の仕事を手伝った経験から、社会の厳しさを知ったToshiyaさんは高校3年間はしっかり通って卒業しようと決心します。そしてこの頃からLUNASEAのJさんの影響でベースに憧れるようになります。
もともとベースはX JAPANのTAIJIさんからも影響を受けていたのですが、Jさんがテレビでベースを自由に奏で、前へ前へでる姿を見て、次第に強くベースに惹かれるようになっていきます。
その後、昔からの付き合いのある仲間や近所の友達とともにバンドを組み初ライブを行い、高校生ながらに100人規模のライブを成功させます。
この時、ライブではいつもの自分とは違う何かになれる事を知ります。
ただし、このときでも、音楽の道で生きていこうという気持ちは無く、自分の熱中できるものを探している日々を過ごしていました。
1.4 DIR EN GREY への加入
卒業後は絵が好きだった事もあり専門学校に入るのですが、一度きりの人生、音楽に懸けてみたいとの思いから中退し、音楽にのめり込むようになります。
その後はPIERROTなどのローディを行いながらバンドのサポート活動を行なっていきます。(※余談ですが後に2017年にPIERROTはDIR EN GREYと横浜アリーナで対バンをすることとなります。)
当時、DIR EN GREY のToshiyaさんを除く4人のメンバーはもともと別のバンドで一緒に活動をしていたのですが、そのバンドが解散をするという話を聞いたToshiyaさんは京さんに「一緒にやりませんか?」と声をかけます。
二人はかなりの人見知りだったらしいのですが、お互い嗅覚が働いたようで京さんが旧バンドの3人にも声をかけ、今のDIR EN GREYのメンバーが集結することとなります。
その後、バンドは20周年結成に至る今日まで活動を繰り広げる事となりますが、バンドの変化とともにToshiyaさん自身も変化を遂げることとなります。
2.性格
2.1 意外と他人の影響を受けやすいが、王道ものに興味は薄い
ベースを始めて最初にコピーしようと思ったのがZIGGY、そして最初に買ったベースはZIGGYの戸城モデルだそうです。
次に買ったベースはLUNASEAのJさんのヴァイオリン・シェイプ、そのあとに買ったのはモトリークルーの影響もあってかサンダーバード。
奇抜なファッションをしていた時期もあり、他人の影響など受けずに唯我独尊を貫いているのかと思いきや意外と他人の影響を受けやすいようです。
2.2 独特の形状が好き
toshiyaさんがこれまで使用してきたベースを見ると、少し変わったシェイプのベースが多いように感じられます。
現在の愛機、ESPのTRICK STAR、RU-DRIVE、HALIBUTなどやはり独自のシェイプのものが多いです。
以下の動画は昔のお化けベース
DIR EN GREY Toshiya × Yonetaro Original design Bass 3epho(ズィルノー)
あとはこの写真
独自の形状を自身に当てはめてしまってますね。顔とスタイルがいいから成り立つファッションです。
王道のもの=人が真似したくなるものと考えると、toshiyaさんの目指すもの=他人と被らないもの、なのかもしれません。
2.3 表現に対する欲求が強く、それをやり続ける才能がある
以下
DUKE | DIR EN GREY Toshiyaインタビュー2 より引用
「自分の場合は、表現したい事に対しての欲求だったりとか、何で自分はこう出来ないんだろうという怒りとか、吐き出す場所が欲しかったんですよね。それでバンド、音楽って物を選んで。とにかく夢中になれる物が欲しかったのかな。それが最終的に今に繋がってるんだと思うんですけど・・・これでどうにかなるという自信は無かったですね。でもやる事を辞めなければ、何か見つけられるのかなと思います。自分一人だったら、一定のラインで終わってしまうじゃないですか。でも誰かと一緒にやることによってそのライン以上に行けるんじゃないかと思うわけですよ。そういう風に考えると、誰かとやるっていうのは自分の想像を超えるって事なので、大事なんじゃないかなと」
toshiyaさんにとって重要なのは京さん同様に自分の世界観を表現するという事のようです。それと同時に理想に届かない自分に対しての不満や怒りといった人間臭さを持っており、バンドでそれを発散しています。
全てが思い通りになるわけではないのは当然であり、多くの人は理想にたどり着けないのかもしれませんが、toshiyaさんは諦めずに理想を求め続けた、そして何かを見つけてここまで来たようですね。何かを続けられるというのは、それ自体がすごい才能だと僕は思います。
2.4 ファンとの繋がりをとても大切にしている
DUKE | DIR EN GREY Toshiyaインタビュー2 より引用
お客さんと“何かを一緒に作ってるな”っていうのだけは忘れたくないというか。結局人間は、誰かと共有したい、繋がっていたい動物だと思うので・・・それぞれの生きている時間の中でライヴは2時間ぐらいですけど、一緒に居られる時間が大切だなと思った時に、じゃあそこで何が出来るのかなという風には考えるようになりました。“一人では出来ない事”が自分のやりたい事なのかなと最近凄く思うんです」
DIR EN GREY/Toshiyaインタビュー【後編】ソロ活動の真意といま胸中にあるもの | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
自分の欲としては、やっぱり手に取ってくれた人とつながりたいという思いがすごくあるかな。その人の生活の中に入りたいという思い。音楽を聴いて気持ちが昂揚するのと一緒で、この服を着ると気分が高まるとか、そういう環境の変化に持っていけるものになったら一番いいなぁとは思ってます
他人との繋がりをとても大切にされていますね。それは人としてそうあるものだと考えていると同時に、一緒に何かを作り上げるという表現者の欲求があるからなのかもしれません。
また、toshiyaさんはファッションブランドDIRT 100%を展開していますが、これも自分の世界観を表現する方法の一つであると同時に、買ってくれた人の生活に入りたいという繋がりを大切にしているから生まれたようです。
2.5 現状にただ満足せず、常に変化や高みを目指す
DIR EN GREY/Toshiyaインタビュー【前編】いま改めて問う、アルバム『ARCHE』がもたらしたものと表現の自由 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
『UROBOROS』『DUM SPIRO SPERO』に関しては、DIR EN GREYというバンドが変化の末に掴んだ絶頂期って、みなさん思ってくれていると思うし、自分たちもすごくあそこで変われたとも思ったんですよね。ただ、人間は変化したい生き物だから、欲は止まらないと言いましょうか。常に変わりたい、進化したいと思うじゃないですか。周りからの評価が大きければ大きいほど、それに反抗するわけではないけど、そこが自分たちの絶頂期ではないんじゃないかとも思いたい。だから自分たちは、ずっと新たなものを作っていけるのかなと思うんですよね。自分が認めてしまったら、そこで終わってしまうんじゃないかという恐怖心がやっぱりあるから。毎回そうですけど、最高なものができたとしても、最高傑作とは俺は言いたくないんですよね。
一つ一つのアルバム毎に大きく姿を変えてきたDIR EN GREYと同様に、toshiyaさんも常に現状に満足せず、進化をし続けたいと感じているようですね。
少し気になったのが、toshiyaさんは色々なインタビューの中で「人間」という言葉をよく使っています。DIRが痛みを表現する中で、toshiyaさんも人間というものを深く考えているからこそ出てくる言葉なのかもしれません。
2.6. 意外とロジカル
雑誌で取り上げられている記事を読むと、記者の問いかけに対して、「そうだね」だとうか「そうそう」とか、相手の意見を一度飲み込んで、違うところはロジカルに説明している事が多いです。
ちなみブーチャンネルで話をするtoshyaさんはすごくドSで冷たいです。
2.7 オタク?
ガンダムが好きだとかはよく聞く話で、昔ネットの記事で同人誌販売会場で見かけたというのがありました。
ほんとかどうかはわかりませんが、本当だったらなんか親近感が湧きます。
3. ベーシストとして〜「普通」が解らない故に「自由」であった
学生の頃は友達とワイワイ練習するのが好きでコピーもそれなりにしてきたToshiyaさんですが、ラインフレーズを作る時はセオリーを気にせず、自分の表現したい通りに作っていたそうです。
しかし表現したいものがマンネリ化する事も嫌いであり、その都度変化の壁にぶち当たっていたとか。
手癖などが個性に繋がるという考えもできますが、本人はそれが嫌で常にフレッシュでいたいという願望が強いようです。
常に新しいものを見つけ構築していく、そのためにはロック以外のジャンルの手法やスタイルだって吸収していく姿勢を持ち合わせ、変幻自在のベーシストとして今も君臨しています。
※別記事でtoshiyaさんのベーシストとしての魅力を記載しております。
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【ビジネス】一流の名刺管理アプリ Wantedly People
1. 従来の名刺管理で僕がイライラしてた事
1.1 名刺を収納するのが面倒くさい
営業、懇親会などで頂戴した名刺は名刺専用ファイルに収納する人が多いと思います。僕も少し前まではそうでした。
仮に1日5人から名刺を貰ったとすると、それをファイルに収納する時間はどれくらかかるでしょうか。
ファイルに入れるだけなら一枚5秒もあれば出来るかもしれません。
しかし、名刺が溜まってくると検索が困難になる事がわかっているので、企業毎であったり、業種毎に分けたりと意外と頭を使ってしまいます。
そうすると名刺の収納作業だけでも5分くらいは取られているのです。これは間違いなく時間の無駄です。
当然、名刺を貰う数が多い人ほどこの名刺を保管する作業時間が増えてしまうので大変です。
1.2 名刺の整理をするのが面倒くさい
名刺ファイルに収納していると、空きポケットがなくなり、せっかくカテゴライズしていた名刺たちも、徐々に規則性を失い収納されていきます。
これを新たにカテゴライズする作業が面倒くさいのなんの。そもそも名刺整理なんて業務外のことなので、こんなのに時間をかける事が無駄だと感じてしまいます。
1.3 名刺を探すのが面倒くさい
名刺ファイルを手元におき、名刺を探すのがもう面倒くさい。さらに前述した通り、カテゴライズしていたはずでも気が付けば規則性の失われた収納状態となっている事があるので結局探すのに時間が取られる(1分くらいかかってる気がする)。
これももう時間の無駄です。
1.4 名刺ファイルが場所を取るのが許せない
ペーパーレスが叫ばれる時代に名刺が、名刺ファイルが作業空間で場所を取るのが本気で許せない自分がいます。随分前から電話帳で電話番号を探す人が減り、インターネットで調べる人が増えたであろうに、名刺だけがいつまでも名刺ファイルの形で保管され続けているのがたまにいやになります。
と言うズボラな性格な僕なんかはせっかく名刺管理アプリがあるのだからそれを活用すれば良いのです。
ズボラではない人でも、名刺管理アプリを使えば間違いなく時間の無駄をなくすことになると思うので、是非、これから紹介すWantedly Peopleを使ってみて欲しいです。
2. ズボラな人にこそ使って欲しい名刺管理アプリWantedly People
2.1 一回のスマホ撮影で同時に10枚を瞬間データ化できる。
このデータ化が具体的にどの項目を指しているのかは、以下の通りです。
■会社名
■所属
■役職
■名前
■住所、郵便番号
■電話番号
■FAX番号
■メールアドレス
を一瞬のうちに読み取り保存してくれるのです。
また、スキャンした名刺自体も綺麗に保存してくれるため、上記した項目がうまく読み取れてなくても、こちらで十分に対応できます。
ちなみに、4枚以上を読み込もうとすると、読み取れませんでしたと言われる頻度が高い気がします。
一枚一枚撮影しても手動で名刺専用ファイルよりもはるかに早いので、そっちの方が確実だと思います。これは間違いなく時間の無駄を省ける!
2.2 名刺を簡単に検索できる
データ化した名刺は、名前順、会社名順、追加日順、最後にみた順と好みの順番で保存されています。
検索機能もあるので、施設名や電話番号、担当者名なので探せば一瞬で見つける事ができ便利です。
当然、スマホのアプリであるので持ち運びにも困らない。外出先でお客さんと連絡を取る時も、連絡先を探す手間が省ける。僕はこの機能に本当に助けられています。
2.3 人工知能でどんどん賢くなる
人工知能と機械学習により画像情報、文字情報を解析して、名刺を読み込めば読み込むほどデータの認識、マッチングがよくなるとのこと。
以前いただいた名刺の中で、大自然の画像がはっつけてあるものがありました。使用初期は文字の読み込みができず、相当イライラしたのですが、一ヶ月後くらいに読み取ってみたらすんなり読み取れたのです。たまたまなのかもしれませんが、人工知能のおかげなのかもしれません。
2.4 無料でセキュリティもしっかりしている
無料アプリでこの精度なので皆様におすすめしております。
ただし、タダのものは怪しい!どこかで課金が発生するとか、広告だらけになるとか、
何より保存された個人情報を勝手に悪用されるのではないかと懸念してしまう人も多いと思います。
ただ、自分が使用して一ヶ月ほどになるのですが、今の所課金も、怪しい広告も出ていません。
では、個人情報の流出はどうでしょうか。
Wantedly Peopleで保存した個人情報はしっかりと保護されているようです。
これに関しれはこちらの方達が分かりやくまとめてくださっていますのでご参照ください。
また、管理会社の規約でもきっちり管理されている事が謳われています。
色々な方が個人情報の流失を懸念していましたが、今の所流出したと言う話はないようです。
毎日の仕事の中、こういうアプリを使えば、わずかですが時間が得られ、他の作業に集中する事ができるようになります。
毎日の作業を少しでも楽にできるアプリがないか、ほかにも色々探してみたいと思います。
【レビュー・感想】MIYAVI さんの性格 生い立ち ヒストリー(雅〜miyavi〜時代含む)、オススメ曲など
本記事では世界で活躍するアーティストMIYAVIさんについて、その人柄や活動の軌跡をご紹介させて頂きます。
- 1. 初めに、MIYAVIとは?
- 2. 小学生〜中学生くらい〜サッカーが生きる目的であった〜
- 3. 生きる意味を失っている最中で出会ったのがギター
- 4. なぜギターに強く心を惹かれたのか?
- 5. ギターと向き合うようになって音楽をより強く聴き始めた。
- 6. 17歳の時、先輩との死別
- 7. 上京後〜バンドの結成・解散〜
- 8. ソロデビュー~オリジナルスタイルの確立~
- 9. 技巧だけにこだわっているのではない
- 10. MIYAVIとのコラボミュージシャンと音楽ジャンル
- 11. MIYAVIさんのオススメ曲
- 12. 最後に
1. 初めに、MIYAVIとは?
1.1 MIYAVIの基本情報
MIYAVIさんの基本状況はこちら
誕生日:1981年9月14日
出身地:大阪府
血液型:AB型
身 長:185cm
職 業:シンガーソングライター、ギタリスト、作詞・作曲家、俳優、実業家
活動バンド:SKIN
ジャンル:ロック、ミクスチャーロック、オルタナティヴ・ロック
1.2 元ヴィジュアル系ミュージシャン
ソロデビュー時は、雅〜miayavi~名義でヴィジュアル系として活躍していました。
当時所属していたのはPSCOMPANYというthe GazettEも所属している事務所で、事務所立ち上げ初期からいたMIYAVIは、アーティスト活動はもちろん、社長と一緒に事務所の経営の方でも腕をふるっていたそうです。
MIYAVIさんの人気やthe GazettEの勢い、事務所の努力もあり、ヴィジュアル系界隈では、エクスタシーレコード(YOSIKI率いる会社、LUNA SEA、GLAYを輩出)、フリーウィル(DIR EN GREY所属)、マーベリック(L'Arc-en-Ciel、シド)に次ぐ実力を持った会社となります。
雅〜miayvi~さんは他のヴィジュアル系アーティストと比べても圧倒的に美形であり、スタイルも良く、作詞作曲も自分で出来るという、アーティストとしても頭一つ抜きん出た存在でした。
特にギターに関しては、昔から圧倒的なパフォーマンスを行っていました。この頃からすでにサムライギタリスとしての片鱗を見せております。
MIYAVIさんのギターに対する思いやヒストリーは後述いたします。
ちなみに
若い頃の動画を見ていると、少し生意気な場面も見て取れます。ベッキーと共演した際も少し小生意気な感じがしますね。
他にも若かりし頃、DAIGOと共演もしており、なんとキスをしております。
Daigo Stardust feat. Miyavi - Maria (live)
後にGACKTさんのラジオ番組に出演したMIYAVIさんは、当時のDAIGOさんに対して、MCはやめたほうがいいと言うなど、腹の底から本音を言い合える仲だったと語っています。
GACKT & Miyavi on Nine Nine /w Eng sub
ちなみになぜGACKTさんとMIYAVIさんの交流があるかというと、
MIYAVIさんはかつて、YOSHIKI(XJAPAN)、SUGIZO(XJAPAN、LUNASEA)、
GACKTさんと一時的にですがバンドS.K.I.Nを組んでいたことがあるからです。
このメンツでギターを託されるMIYAVIさんはやはり抜きんでた存在であったのでしょう。
そして、V系界隈の暗黒サイドの重鎮「黒夢」ともゲストとして共演しており、V系界でもレジェンド級とされる人々にも一目置かれる存在となっていきます。
1.3 世界的なサムライギタリス
PSCOMPANYから独立した彼は事務所を立ち上げ、世界に向けて活動を開始します。
この時から名前を雅〜miyavi~からMIYAVIへと変更しています。
事務所立ち上げ当初は大変だったようで、事務所のネット環境の整備等も全部自分でやっていたようです。PSCOMPANYにいたころはそれなりの地位におり、レコード会社の人たちとも上手くやっていたようですが、世界で戦うことを決意し、慣れ親しんだ環境から巣立っていったのです。
事務所の運営、英会話の学習、家族との時間、音楽、ギター、あらゆるものに真剣に取り組んだ結果として、今では世界30カ国300公演をこなすまでに海外からの人気を博しています。
そして彼は海外でサムライギタリストとして広く認知されています。
これはMIYAVIさんギター奏法・音色が独自のものであるからです。
具体的には、
■ピックを使わずベースのスラップのように弾く
■アコースティック使用時はギターのボディーをたたきパーカッションの音を出しつつ演奏する
■三味線のベイーンという独自のサウンドを意識している。
■全音一音下げかつ、ベースアンプを使用している。
■エレキギターを弾く時もアコギのサウンドを基本に、歪みなどを調整している
などがあります。
海外にはMIYAVIさん同様にギタースラップをするミュージシャンもいますが、独自のプレイスタイルと独自のサウンド作りを確立しているMIYAVIさんは、サムライギタリストの名に恥じぬ、世界に通用する日本を代表するアーティストなっています。
1.4 ハリウッド映画俳優
世界的なギタリストとして躍進するMIYAVIさんに目を付けたのは、あのアンジェリーナ・ジョリーです。
彼女と一緒にいる姿が目撃され、一時期は新恋人なのではないかと記事に書かれたこともあったようですが、アンジェリーナ・ジョリーとは、今では家族ぐるみの付き合いだそうですね。
アンジェリーナ・ジョリーとの絆の中で、MIYAVIさんは彼女監督の映画、不屈の男アンブロークンという映画にオファーされることとなります。
内容としては戦時中のこともあり、賛否両論分かれる内容となっていますが、初映画出演というなかで、本人としては様々なことを感じ、学んだ作品となったようです。次も機会を頂けるならまたがんばりたいと本人も言っていますので、役者としての活動も楽しみですね。
後日談になりますが、MIYAVIさんは、アンジェリーナ・ジョリーが行っている難民救済活動に同行しております。
アンブロークンで戦時中の兵士の役を演じ、難民救済活動の中でも紛争が引き起こす現状を認識するなど、争いが生むものについて感じることは多かったようです。それと同時にどのような環境下でも、夢を追い続ける子供たちの姿を目の当たりにし、夢を追い続けることの大切さや、こどもたちが夢を持ち続けられるような教育の重要性を本気で感じ、世界を変えていきたいと思うようになったそうです。
いつぞやかツイッターで誰かがMIYAVIさんの難民救済活動にイチャモンを付けたことがありましたが、MIYAVIさんは「そんなんだから世界が変わんないんだろ」と一蹴したことがあります。本気で世界を変えたいと思っているMIYAVIさんは現在も救済活動を続けるとともに、その活動の幅を広げ、UNHCR親善大使としても活動しております。
【プレスリリース】MIYAVI、UNHCR親善大使に就任 - UNHCR Japan
1.5 パリコレにモデルとして参加
端正な顔立ちと185cmの抜群のルックスを活かし、パリコレデビューもしています。改めて言いますが、MIYAVIさんは国内では屈指のイケメンであり、海外でも通用するイケメンです。
パリコレではヨウジヤマモトさんの冬メンズコレクションのモデルとして参加しています。
ヨウジヤマモトさんも40年以上世界で戦うファッションデザイナーであり、世界を舞台にする者同士がこういった形でつながりあうのは、日本人としても誇らしいものですね。(MIYAVIさんのお父さんは在日韓国人ですが、本人も大きくなるまでそえは知らなかったとのこと。血は違うかも知れませんが、MIYAVIさんが日本人として世界で戦っていることは間違いないと思います。)
さて、このように世界を舞台に活躍するMIYAVIさんですが、その生い立ちはどのようなものなのか書いていきたいと思います。
2. 小学生〜中学生くらい〜サッカーが生きる目的であった〜
小学生の頃からサッカーをやっており、キャプテンを任せられる他、県選抜やプロのチーム(セレッソ大阪のジュニアユース)にも入っていたMIYAVIさん。
この頃の夢はサッカーで飯を食べていくとの事だったようで、プロになり、海外チームを倒して自分もハッピー、周りもハッピーになる事を望んでいたようです。
MIYAVIさんは一つのことに集中すると徹底的にそれをやり続ける部分があるようで、サッカーをやっていた頃の生活は学校が終われば、その後は遅くまでサッカーの練習をひたすらやり続けていたそうです。
少し前に書いたGACKTさんの記事にも書いていますが、そういう性格はGACKTさんと同じなような気がします。
incentive-to-innovation.hatenablog.com
しかし中学2年生の頃に怪我によって、数ヶ月の間サッカーの練習が出来なくなってしまいます。
その間も、周りの友達はプロを目指す環境で練習している人たちばかりなので、日に日に自分との実力差を感じてしまったようで、さらには監督も変わったことにより、チームについて行けなくなったみたいです。
この当時の状況をMIYAVIさんは、甘い方に逃げた、根性があればサッカーを続けることはできたと言っていますが、当時のMIYAVIさんはまだ幼い事もあり、目の前の現実に立ち向かうことが難しかったのかもしれません。
3. 生きる意味を失っている最中で出会ったのがギター
大げさな言い方かもしれませんが、サッカーを辞めた後は生きる意味を失ってしまったようです。それだけサッカーに夢があったようで、集中できる何かを失ったMIYAVIさんには毎日がつまらなく感じていたようです。
その後、友達とバンドやろうぜという話になり、たまたまギターを始めることになります。
MIYAVIさんはアーティストに衝撃を受けて音楽を始めたわけでもなく、いわゆる、人生を変えるような曲に出会ったというわけではないようです。あくまで、たまたまギターに触れる機会があっただけとの事です。
初めてギターのドレミファソラシドを弾いた時、何十万人もの前でスポットライトを浴びながらギターを弾く自分の後ろ姿が頭によぎったようで、これだっ!と感じたそうです。それ以降、ギターの楽しさに心を奪われて、のめり込んでいったようです。
4. なぜギターに強く心を惹かれたのか?
MIYAVIさんはサッカーをやっている時、ゲームを作ることに楽しさを感じていたそうです。それと同様に何かを作る楽しさをギターからも感じ取れたからと言っています。
自分で作る楽しさからギターを始めたため、ギターに触れた当時から他人のコピーはあまりしなかったとの事(キザイアの曲も全く弾けないとか)。コピーよりは、他人の曲に合わせてオリジナルでギターを弾くことの方が楽しかったようです。
この時から、自分で世界観を作るということに強いこだわりがあったようですね。
5. ギターと向き合うようになって音楽をより強く聴き始めた。
もともと、好きな音楽やミュージシャンがいたわけではないので、ギターを始めてからは色々なジャンルの音楽を聞いていたようです。
ポップス、ブルースから、メタリカやガンズのようなロックを聴き始め、当時国内で人気のあった、X JAPANやLUNA SEAにもハマったとの事。ニルヴァーナやサウンド・ガーデンなどのグランジも聞いていたそうですが、やはりデヴィッドボウイやV系のような派手なミュージシャンが好きだったみたいです。そこから、KORN、リンキンパークなどのニューメタル系に直行したとの事。
また、MIYAVIさんに音楽を教えてくれた2つ年上の先輩が、ジャパコアのバンドをやっており、ライブもよく見に行っていたようです。
ただし、MIYAVIさん曰く、ギターが好きでギターとともに生きて行きたいと思っただけで、特に傾倒する音楽はなかったとの事、ロックもグランジもヒップホップもメロコアもジャパコアもV系も全部同じように聴いていたそうです。
このような音楽に対してフラットな姿勢が、世界で通用する音楽を生み出し続ける活動につながっているのかもしれません。
6. 17歳の時、先輩との死別
当たり前の一日を過ごしていた時に、お世話になった先輩が、北海道の路地裏で亡くなっているのを耳にします。
先輩の死後、自分は大切なものを失った感覚に陥ったと同時に、そんな事を気にもせず動き続ける世界を感じ、MIYAVIさんは街の景色が違って見え、そこに居たくないと猛烈に感じたそうです。その後はスーツとサンダルとタバコ、携帯、財布だけを持って東京に移動しました。
この時の感覚を歌にしたのが、こちらなのかな〜と思っています。
雅 - Official Bootleg live at Shinkiba Coast [17/19]
7. 上京後〜バンドの結成・解散〜
東京で前のバンドのメンバーと再会し、一緒にスタジオに入ったら意気投合したそうです。バンドの曲にMIYAVIさんが急に音を合わせることができたため、メンバーは驚いていたそうです。
初めはサポートメンバーとしてライブに参加したMIYAVIさんですが、それでも客席から自分を呼ぶ声が聞こえ、自分はここに居ていいんだと自分の居場所を見つけたようです。
後にそのバンドは赤坂BLITZや渋谷AXでワンマンライブができるようになるまで成長します。しかも、作詞作曲は全部MIYAVIさんがやっています(確かですが・・)
以下、バンド時代の名曲明鏡止水です。
Due le quartz - 明鏡止水 (Meikyou Shisui)
しかし、ある時から、メンバーとの意思の疎通が上手くできなくなってきたようで、何かが違うと感じ始めたようです。
MIYAVIさんはバンド時代から、音楽をやるなら世界一になりたいと野望があった。しかしメンバーはシーンで一番であれば良いという考えだったようで、だんだんとバンドにいるのが辛くなってきたようです。
自分がやりたいことと、やっていることが違う状況の中で、心を病んでしまったMIYAVIさんは、事務所の社長から休暇をもらい、沖縄へ。
いろんな事を考えていく中で、野宿を行い、翌日変な虫に刺されたのか、顔がパンパンに腫れ上がっていたようです。そんな自分をみて、おかしく、笑ってしまい、それと同時に何かが吹っ切れたみたいで、バンドメンバーと決別してでも自分の道を進む事を決意します。
8. ソロデビュー~オリジナルスタイルの確立~
ソロになった時も、当たり前のようにギターを弾くMIYAVIさん。ソロ初期は7弦ギターを使用していましたが、本当にこのままでいいのかと自分に疑問を感じていたようです。そんな折、ベースのスラップを見て、ギターでできるかもと思ったのが、今のスタイルを確立する最初の一歩となります。
ソロ初期は、エレキギターを弾いていましたが、プライベートではアコギを使ってスラップの練習をしていたとの事で、いつしか、アコギ✖️スラップが自分のアイデンティティになると確信し始め、そうしてできたアルバムが、「雅ーみやびうた・歌〜独奏〜」となったのです。
本ブログの最初の動画にも上げていますが、「自己愛、自画自賛、自意識過剰」は現在のスタイルのルーツになっているのが良くわかります。
アコギ✖️スラップが自分のアイデンティティと言いましたが、前事務所所属中に行った海外遠征の中で、現地のミュージシャンと音をぶつけ合い、世界で戦うためにはさらなるオリジナリティが必要だと感じ始めます。
そこで新たに世界と戦う武器として、アコースティックギターのようにアタック音が瞬時に聞き手に伝わり、エレキギターのようにサウンドを変えることができる名機TaylorのT5シリーズを使うようになります。
(ちなみにTaylorのギターが欲しいけど買えない人はこちらを参照ください)
incentive-to-innovation.hatenablog.com
加えて、一時的ではありましたが、歌舞伎BOYZのメンバーを引き連れ、タップダンサー、和太鼓、ラップ、DJ、ボディーペインティングなどのパフォーマーたちと世界を周るなど、日本人として世界に羽ばたくため、あらゆるものを融合する時期がありました。このころが一番、和テイストが強く、ヴィジュアルとしても華があったころだと思います。
このときの事をMIYAVIさんはこう語っています。
「ワールド・ツアーを初めて回ったのが2008年。その時はKAVKI BOIZという総合エンターテイメント集団やDJ、ラップ、タップ、和太鼓、ボディーペインティングなんかをやっているさまざまなパフォーマーといっしょに、マテリアルは欧米でも日本人の解釈によって生み出された独自の音楽を打ち出してみようというコンセプトで回りました。日本人として生まれたからには、日本人として打ち出したかった。結果、KAVKI BOIZは世界中でものすごい大きな反響を得ることができたけど、その後で自分を問いただしたんです。俺個人では世界に対して何がやれるんだろうって。
http://tower.jp/article/interview/2010/10/28/71174
世界で一定の成果はあげたものの、それは自分の力なのか疑問を感じたようです。
そして続いて以下のように言っております。
そして改めて雅-MIYAVI-という音楽家と向き合った時に、何が必要で何が必要じゃないかを考え抜いた結果、ギターとビート、そしてシャウトが残ったんです」。
こうした経緯で、今のギターとドラムだけで世界と戦う姿勢となります。
シンプルな構成ですが、スラップでギターを掻き鳴らしながらつつも、いくつもの音数を生み出し、低音から高音まで、ニュアンスの違うサウンドを同時に鳴らすそのスタイルからは、他者にはない爆発力やスピードが感じられます。加えてドラムのBOBOさんがMIYAVIさんに対抗するかのようにドラムを叩くことによって、凄まじい熱量の音楽が生み出されています。
最近ではフェンダーのギターを使用することが多くなっていますが、
その理由等はこちらをご覧ください。
9. 技巧だけにこだわっているのではない
MIYAVIさん自身は技巧的なミュージシャンですが、本人は技巧的な人に特別惹かれるわけではなく、それよりは下手でもいいからドキドキするほうがいいと考えているようです。
ギターでオーディエンスを踊らせたい。最近ではそういう気持ちも強いようで、ダンスミュージックとの融合も積極的に行っているようです。
最近では三浦大地とコラボするなど、のりやすい音楽を積極的に作っているのがよくわかります。
「Dancing With My Fingers / MIYAVI vs 三浦大知」Music Video
10. MIYAVIとのコラボミュージシャンと音楽ジャンル
コラボシリーズサムライセッション は既に第三弾まで発売をされています。
様々なジャンルの若手、ベテランアーティストとのコラボはとてつもない化学反応を起こすとともに、より一層のMIYAVIというアーティストが持つ輝きを際立たせるものとなっています。
仲良くセッションというよりはお互いの持っているものをぶつけ合って生まれる作品となっており、各ミュージシャンの持ち味にカメレオンのようにMIYAVIさんが対応していく様子を聞いててよく分かるものとなっています。
これまでにセッションしたミュージシャンとそのジャンルの代表例は以下のようになります。
HYDE・・・ロック
KREVA・・・ヒップホップ
三浦大知・・R&B、ポップ、ダンス
シシド・カフカ・・ドラム、ボーカル
EXILE SHOKICHI・・JPOP
KenKen・・ベース
シェネル・・・R&B、レゲェ
VERBAL (m-flo/PKCZ®)・・・ヒップホップ
HIFANA・・・エレクトロミュージック
H ZETT M・・・ピアノ
上妻宏光・・・三味線
その他多数の海外ミュージシャンとコラボをしており、化学反応を楽しむ!というコンセプトのような作品となっています。
11. MIYAVIさんのオススメ曲
「MIYAVI 名曲」で検索をすると、色々な人がおすすめの曲を紹介していますが、上位に紹介されるのはどれもシングル曲だったり、PVありきの楽曲ばかりとなっています。
確かにシングル曲も素晴らしい曲ばかりですが、こうもシングル曲ばかり紹介されると、皆さん本当に自分の好きな曲や名曲を選んでいるの?って思ってしまいます。
V系時代から侍ギタリスという長いキャリアの中で彼の名曲は数多くありますが、今回はMIYAVI歴13年くらいの僕が、本当に人におすすめしたい曲を7つを紹介させてもらいます。
11.1 cry like this
切ないメロディーの中に力強いMIYAVIさんのヴォーカルが響き渡っています。どれほどの苦しみがあろうとも僕達は諦めず何度だって闘うという意思が感じられる一曲です。
LIVEでは歌う人々も多く、MIYAVIさんとお客さんが1つになる楽曲です。
11.2 不眠症の眠り姫
過激な歌詞となっていますが、どれだけ泥にまみれようと女は女らしく、狡猾に、そして力強く生きてやろうじゃないのっていう感じが伝わってきます。
11.3 Afraid To Be Cool
これはPVがあるのですが、疾走感のあるPVとなっています。内に秘めて野獣を解放して自由になろうって感じの楽曲となっています。
MIYAVI - 「Afraid To Be Cool」Music Video (short version)
11.4 All My Life
HYDEさんとのセッション曲です。HYDEさんがいっていたのですが、MIYAVIさんとの共演はとても緊張感があるとのこと。MIYAVIさんのギターに負けずHYDEさんのヴォーカルも爆発してます!
11.5 NOWHEREGOD
歌舞伎BOYZと活動中だった頃の一曲。この頃のMIYAVIさんが煌びやかな和というイメージで世界中を飛び回っていました。この楽曲にある様にMIYAVIさんも自分を信じて進んでいったのでしょう。
下のiTunes視聴だとサビが流れません!是非サビを聞いてください!
11.6 咲き誇る華の様に
踏みにじられたって毟り取られたって咲き誇ってればいい。自分の個性を大切にらしく輝き続ければいい。そういっている一曲です。
MIYAVI - 咲き誇る華のように(Sakihokoru Hana no You Ni) -Neo Visualizm- (PSC 2009 Live)
11.7 徒然なる日なれど
これはかなりの名曲だと思います。人生というものをMIYAVIさんらしく語っています。いつも前を向いているMIYAVIさんですが、こういった考え方を持っているんだなといつもと違う一面が感じられる一曲です。
下のiTunes視聴もサビが流れません!是非サビを聞いてください!
12. 最後に
MIYAVIさんの国内外での活動はこれからまだまだ広がっていくと思います。
今後もMIYAVIさんから目が話せません。
ヨッシースタンプが好き過ぎて病気なんじゃないかと不安になる夜がある
どうもこんにちは からすぅです(๑╹ω╹๑ )
昨日、久しぶりに都会に繰り出してきました。
街に行くとどうしてもお金を使ってしまうんですが、毎日仕事頑張ってるし、欲しいものを買ったりするのも悪くないよな〜と財布の紐を緩めつつ蓋を開けて見てみると
ヨッシースタンプのグッズばかり買ってしまっているというwww
昨日だけでこれだけの商品を購入してしまった・・・・
リラックマ好きブームが過ぎた後で次にきたブームがヨッシースタンプの皆様
LINEを使用者なら無料のヨッシースタンプを一度は使った事があると思いますが、僕は有料でスタンプをそれなりの数買ってしまっているのです。
正直、スタンプが多過ぎてどれがどれだか把握できていませんww
どうも僕は顔の丸い動物キャラクターが大好きのようです。
子供はドラえもんやらアンパンマンやらとにかく顔の丸いキャラクターが大好きですが、僕の心の中には今だに子供心が残っているようで、この年になっても丸顔のキャラクターを愛でろと命令しているようです。
大人になってこの心が残っていると非常に厄介で、大人はお金があるから欲しいものが買えてしまうのである・:*+.\*1/.:+。
そして今回購入してしまった商品の一つがこちら
カプぬい ヨッシースタンプ 300円 ガチャガチャ
これは博多駅のヨドバシカメラでゲットしました٩( 'ω' )و
くまさんの可愛さがしっかり出ています!
大人になってガチャガチャなんてと思う人もいるかもしれませんが、そういう人はたくさんいるので皆様も是非好きなガチャガチャがあったら回してくださいね。
ちなみに本命はぬこ様でした。ブタさんは出て欲しくなかったからよかったかな←
続いてこちら
ヨッシースタンプ バスボール
www.yosistamp-licence-goods-official-shop.com
天神のヴィレッジバンガードで購入しました。
なんか中にフィギュアが入っているようです!何が出るか楽しみです!!
袋開ける前から桃の香りがしているので、入浴も少し楽しみです(๑╹ω╹๑ )
次に購入したのがこちら
うさぎさんばかりw
一応強化ガラスみたいですね。
可愛いハンカチ・:*+.\*2/.:+
どちらの商品もグリーンパークスさんで購入しております(๑╹ω╹๑ )
お店に来て服も買わずヨッシースタンプ一式を買って行くという、お店側からした迷惑だったかもしれませんが、許してください( ^ω^ )
そして最後にゲームセンターでとったのがこの子たち
ヨッシースタンプ 寝そべり BIG ぬいぐるみ
場所を取ってしまうサイズなのに、どうしても欲しくてゲーセンで3000円くらいかけてGETしました(๑╹ω╹๑ )
結果的に1日で6000円くらいヨッシースタンプに使ってしまった٩( ᐛ )و
でも後悔はしていない。
ヨッシースタンプ好きの方がこちらのブログ見ていただけたら、スター付けよろしくお願いします_:(´ཀ`」 ∠):
それではまたまた。
【レビュー・感想】2018年 最近のthe GazettEを見ていると9thアルバムを購入するか悩んでしまう
- 1. はじめに、僕にとっての the GazettEとは
- 2. 僕が一番好きだった時代はSTACKED RUBBISHの頃
- 3. アルバムを出す毎にアルバム曲の個性が弱くなっている気がする
- 4. DIMの感想〜全体的に良い曲が多い〜
- 5. TOXICの感想〜興味のない曲がで始めた〜
- 6. DIVISIONの感想〜シングル未収録で、シングルレベルの曲が見つけられなかった〜
- 7. BEAUTIFUL DEFORMITYとDOGMAは・・・・
- 8. 9thアルバムを買うかどうか
1. はじめに、僕にとっての the GazettEとは
1.1 V系の魅力を気づかせてくれた偉大なバンド
2000年ころから、youtubeが周知されるようになり、当時の僕は興味のある音楽をなんでもむさぼり聞いていました。聞いていた曲の中には、黒夢、LUNASEAもあったけど、当時は彼らの曲に魅力を感じなかったのです。
その後、the GazettEの音楽のルーツを遡る形で、再度聞くようになり、その世界観に入れるようになったのです。
1.2 J-POPとロックの両立 ができるバンド
いつものように見ていたHey Hey Heyで突如彼らはあらわれました。
ド派手な格好でチャラそうな雰囲気を醸し出していたが、流れたFilth in the beauty を聞いて素直にかっこいいと思いました。
さっそくyoutyubeでPVを視聴すると、当時の僕は見てはいけないものを見ている気持ちになったものです。
DIR EN GREYほどの過激さもなく、メロディーもしっかりしていたので危険なメッセジー性を持っていながらも、JPOPとロックの両立をしてるんじゃないかな?と感じ、その世界観にのめり込んだものです。
彼らが出てきた当時は音楽の群雄割拠の時代で、今のようにジャニーズ、女子アイドル、EXILEの3強ではなく、個性的なアーティストが多く、その中でもガゼットはV系の代表格として、群雄割拠の時代でしっかり結果を残してきたバンドだと思います。
2. 僕が一番好きだった時代はSTACKED RUBBISHの頃
シングル Filth in the beautyから少し過去に戻るとストレートな思いが伝わるバラード曲のcassisや疾走感のあるREGRET、Filth in the beautyの後にはシャウトを含ませるHyenaなど、この頃が一番好きでした。
V系の中でもダントツでセンスを感じましたし、アルバムSTACKED RUBBISHでは、一曲一曲の個性がはっきり感じられたのがとても印象に残っております。
ちなみに、個人的な感想ですが、ガゼットのシングルは21thのFADELESSまではひとつも嫌いな曲もなく、今でも聞いている良い曲ばかりです。
楽曲の種類は違えどひとつひとつが聞きやすくのりやすい、V系に偏見を持っている人にも自信を持ってお勧めできる曲ばかりです。
3. アルバムを出す毎にアルバム曲の個性が弱くなっている気がする
しかし、後にも言いますが、DOGMAあたりに発売されたシングル、アルバム曲は世界観が凝りすぎているのか、洋楽志向が高まりすぎているのか、どれも同じ曲に聞こえています。
ガゼットはアルバム毎に様々な思考を凝らし変化をしていますが、どれもこのアルバムDOGMAに行きつくための進化段階のように感じられ、言い方は悪いですが、アルバム毎に自分好みではなくなっているというのが正直な気持ちです。
ただ、自分の気持ちは離れていっても、今のガゼットが好きな人も多いですし、何より海外での人気は以前よりも上がっているので、ガゼット自体が質の悪いバンドになっていることは決してありません。
4. DIMの感想〜全体的に良い曲が多い〜
STACKED RUBBISH後にでたアルバムであり、シングル曲もLEECH、紅蓮、
DISTRESS AND COMAなど好きな曲ばかりでしたので、期待して聞いてみました。
アルバム全体としては、暗い という一言に尽きるアルバムで、好みが別れそうなアルバムでしたが、僕は非常に好きでした。アルバム曲も全体的に 良い 曲が多かった印象です。
5. TOXICの感想〜興味のない曲がで始めた〜
この頃から、全く興味のない曲と、印象に強く残る曲とに別れ始めました。シングルはもちろん好きで、アルバム曲もVENOMOUS SPIDER'S WEB、THE SUICIDE CIRCUS、MY DEVIL ON THE BED、UNTITLEDはとても好んで聞いていました。
ただ、それ以外の曲は飛ばして聞くようになり、少し残念だった記憶があります。
6. DIVISIONの感想〜シングル未収録で、シングルレベルの曲が見つけられなかった〜
表題の通りの感想で、この時はガゼットの世界観についていこうと必死に曲を好きになろうとしていた記憶があります。一曲毎に歌詞を読みがら世界観に入ろうとしていましたが、だんだんと時間の無駄に思えるようになってきて、次のシングルやアルバムを楽しみに待とう!と少しガゼットから離れそうになりました。
7. BEAUTIFUL DEFORMITYとDOGMAは・・・・
BEAUTIFUL DEFORMITYは半分くらいは好きな曲があったけど、その曲を聴くなら昔の好きな曲を聴くというレベル・・・DOGMAに関して一曲もわからない。CDも買って聞いているのに全く頭に入らない。
DOGMAの頃から始まったあのプロジェクトの世界観が変に凝った宗教みたいな感じで、世界観はなんとなくわかるんだけど、曲は総じてやかましい曲が増えただけって印象があります。
8. 9thアルバムを買うかどうか
最近の傾向なのかシングル曲をほとんど出さずにアルバム曲ばかり作っています。
アーティストとしてはその方が世界観を統一した作品が作りやすのだとは思いますが、正直、ファンの子を置き去りにしている感じがあります。
どの曲も楽曲のレベルは高いとは思いますが、楽曲の振れ幅が狭くなっており、聞いてて飽きるし、DIRの京さんが好きになってきたせいか、RUKIさんの歌い方も表現方法に物足りなさを感じてしまいます。(RUKIさんのほうが美しく野太い感じで歌うのでそこは大好きですが)
今まではガゼットならきっとまた自分の好きな曲を作ってくれると期待していましたが、どうやらガゼットの進化は自分の好みとは違う方向にあるようで、9thアルバムは様子を見ながら買うかを判断しようと思います。
※ガゼットはやはり最高だった
資産管理のためにMoneyForward を使用してみた感想
- 1. MoneyForward(マネーフォワード)とは
- 2. お金の運用と同じくらい資産管理は重要
- 3. 分散させている資産総額がわかる!
- 4. このアプリ一つで個別の入出金の履歴も確認できる!
- 5. 口座やクレジットで支払ったものは自動で家計簿に振り分けられる!
- 6. 当然、現金を管理することもできる!
- 7. 他にももっと活用方法はあるみたい。
- 8. 最後、自分が参考にしたブロガーさんたち
1. MoneyForward(マネーフォワード)とは
1.1 実績のある家計簿・資産管理アプリ
MoneyForwardは家計簿・資産管理用アプリです。
利用者も600万人を超えており、実績も豊富です。
現金の管理はもちろん、クレジットカード支払い、電子決済、銀行口座管理、証券口座、更には楽天ポイントなども一括管理ができます。
1.2 大手金融機関も出資しており、セキュリティ対策も万全
三菱UFJキャピタル株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社といった、大手金融機関も出資をおこなっており、信用のできるアプリとなっています。
また、本アプリを通して、個人情報の漏えいが起こらないようにセキュリティ対策がされており、第三者認証機構からもその安全性を認定してもらっています。
”以下プライバシーステートメントより引用”
当社は世界的な第三者認証であるTRUSTeプライバシー・プログラムのライセンシーです。TRUSTeは個人情報の適正な利用を促進することにより、ユーザーのインターネットに対する信用と信頼を築くために設立された組織です。当社が運営するウェブサイトでは、TRUSTeの認証を受け、お客様の個人情報保護を実践するために、TRUSTeによる個人情報保護の遵守状況を調査されることに同意しております。
1.3 会社も成長中
2017年に会社が東証マザーズに上場しています。
財務ハイライトを見てみると、まだ成果は出ていませんが、これから徐々に業績をあげていく・・・と思います。
2. お金の運用と同じくらい資産管理は重要
以下の記事にあるように投資信託を初めて4ヶ月ほどが経ちました。
incentive-to-innovation.hatenablog.com
お金の運用なんてしたことなかった僕ですが、投資を始めてお金に対する意識が少しは高まってきました。
投資先は8つ(上記の記事に記載)あるんですが、これを楽天総合口座のアプリで確認するのが日課となっていました。
ただ、思えば投資先のお金の動きは気になるのに、もっとお金が動いているであろう、自分の口座や、クレジットカード、財布の中身、ポイントなんかはあまり気にしていませんでした。
どうせなら、こういうところのお金の管理もしっかりして、今後に備えたいと思うようになり、家計簿なんかを探していたところ、証券もクレジットも口座も現金も一括管理できる(確認だけですが)アプリがあるとな。
それがMoneyForwardで、すでに500万人くらい使用しているようですね。
今更かもしれませんが、せっかく使ってみたので感想を書きますね。
3. 分散させている資産総額がわかる!
僕は地方銀行、楽天カード、楽天ポイント、楽天証券、お財布(現金)をこのアプリと連結させています。
預金、証券、現金、ポイントの合計額が資産として合算されています。
まだまだ、資産は少ないですが、もっともっと頑張って貯めようと前向きな気持ちにさせてくれます。
4. このアプリ一つで個別の入出金の履歴も確認できる!
銀行口座であれば、通帳に記載されている事を確認できますし、楽天カードであればクレジット引き落としの内容、楽天市場で買った購入履歴などが確認できます。もちろんポイントも確認できます。
これだけでも使う価値は十分にあるんじゃないかい?と思えるほど便利です。一つのアプリで分散した資産を確認できるのは、やってみると本当に楽で良いなぁとしみじみ感じました。
5. 口座やクレジットで支払ったものは自動で家計簿に振り分けられる!
生命保険は保険項目、ガスは水道光熱費といった形で自動で振り分けてくれます。支払いの内訳がわかると、どこで節約を頑張らなきゃいけないのかわかってきます。
6. 当然、現金を管理することもできる!
ATMでお金を下ろした場合、アプリ上では〇〇円支出と表記されますが、アプリ内に現金用の項目(例えばお財布という名前)を作成すると、ATMで下ろしたお金は、お財布という項目に移動しましたと処理され、あとはそのお財布で別に家計簿を作成することができます。この時、レシートから金額や項目を読み取る機能を使うこともできます。
7. 他にももっと活用方法はあるみたい。
電子マネーやマイルなんかもこのアプリには対応しているみたいで、これひとつあれば多くの資産管理ができるようになるかもしれません。
無料版、有料版とあり、僕は有料版を使用してみてます。何故なら、一ヶ月はトライアル期間だから笑
是非皆さんも一度試してみてください!
8. 最後、自分が参考にしたブロガーさんたち
このアプリを使用すると必ずダブルカウントの問題にぶち当たると思います。
是非ご参考ください。
最初に見るならこちらの方がわかりやすいかも
投資信託初心者が5ヶ月運用した感想を述べる
- 1. 「3000円投資生活」を読んで実践してみた投資信託
- 2. 4ヶ月くらいたった後の収支
- 3. 基準価格が上がった投資信託の方が多かった!!
- 4. 基準価格が下がった商品も当然あった・・
- 5. 迷っている事
1. 「3000円投資生活」を読んで実践してみた投資信託
下記に紹介させて頂いてますが、僕が投資信託をしてみようと思ったのはこの本を読んだからです。
incentive-to-innovation.hatenablog.com
投資には興味があったけど、損する事の方が多いだろうし、難しいことをいっぱい勉強しないとダメなのかなと思ってたんですが、3000円投資生活を読んで、少額でできるならやってみるか〜失敗しても仕方ない〜という気持ちで、今年の2月から毎月1万円〜3万円を投資信託に預け入れて見ました。
2. 4ヶ月くらいたった後の収支
全体の収支は−208円
オーマイゲー_:(´ཀ`」 ∠):
と言いたいところですが、あまり悲観はしていないんです。何故なら、投資信託自体が長期で運用する目的のものなのだから、今低くても1年後に増えていれば良いもんなんだなと勝手に思っているからです。
それに、今年の2月上旬に購入してその直後に、NYダウの急激な価格暴落が起こって(原因はよくわかりません、素人だから)、損失が4000円近くになった時もあったんですが、そこから損失が−208円まで戻ったというのを実感して、投資信託は一喜一憂するものでもは無いのだと思えてきたからです。
まぁ上がって欲しかったのが本音ですが・・・笑
3. 基準価格が上がった投資信託の方が多かった!!
僕は投資信託の商品を8つ購入しています。
そのうち基準価格が上がったのはこちらです。
8商品中、5つが価格が上がっています!!2月の暗黒期からよくここまで上がってくれたとしみじみ٩( 'ω' )و
ちなみ購入した動機はこちら
①ひふみプラス
楽天証券で売れ筋の商品ランキング1位だったから笑
②ニッセイ外国株式インデックスファンド
3000円投資生活を読んでて良い商品のかなと思い購入
③ニッセイTOPIXインデックスファンド
3000円投資生活を読んでて良い商品のかなと思い購入
④楽天・全米株式インデックスファンド
確か楽天証券売れ筋商品ランキングで一位だったから笑
⑤eMAXIS バランス(8資産均等型)
3000円投資生活を読んでて良い商品のかなと思い購入
4ヶ月運用してみて、おすすめの商品やら、ランキング上位の商品は今日の時点では上がっております。まぁ、4月頃まではほとんですべてがマイナスになった時もあったので、これから下がる可能性もありますが・・・
4. 基準価格が下がった商品も当然あった・・
この3つの商品の損失が、現在利益を上げている5商品分よりも大きくなってしまっています。
世界経済インデックスファンドは3000円投資生活のおすすめ商品でもあり、バランス型投資信託ということもあって、さほど損はしていません。
ただ、他の二つ・・・・これはいずれも自分の判断で買ってしまったもの。東京海上日本株TOPIXファンドなんかは国内の大手企業ばかり入っているし、そんなに損はしないだろうと素人感覚で手をつけたのですが、結果、何よりも損失が大きくなってしまった。何故こんなに下がって、今だに上がらなのかは正直まだわかりません。
5. 迷っている事
結果をみれば、投資のプロがおすすめしている商品は現状利益を出しています。逆に素人判断で購入した商品は損失も大きいものとなっているので、やはりどのような商品が今後伸びる可能性があるのか、勉強する必要はありそうです。
とりあえず、後半年くらいは投資信託を続けてみようと思いますが、今現状疑問に思っているのは下記のことです。
5.1 今後も同じ商品を買い続けて良いのか?
結局、現状おすすめされた商品は利益を生み出しているが、今後も保有する価値があるのかは、全くわからない。
例えば、8個の同じ商品を今後も買い続ける方が良いのか、投資信託を続けるにあたって、様々な商品を買い続ける(20個とか)良いのか判断ができません。
5.2 損切りのタイミングもわからない
損失を出している商品に関しては、今後も上がる可能性を期待して良いのかわからない。株なんかでは損切りが重要なようだが、投資信託はどうなのか不明。(勉強している人はわかるのでしょうが・・・)
【レビュー・感想】DIR EN GREY 京さんの軌跡、性格、芸術家としての才能〜DIR EN GREY の京さんはもっと評価されるべきだと思う〜
DIR EN GREYはテレビなどの大衆向け媒体では取り上げにくいバンドだと思いますが、ミュージシャン、アーティストとしては20年間最前線で活躍しており、実力は間違いなく本物なので、皆さんにもっと興味を持って欲しいと思っております。
そんなバンドの中でも特に異彩を放っているのは京さんであり、知られてない多彩な才能などを本記事で紹介させていただきます。
- 1. 京さんのプロフィール、軌跡※追記(2019/04/13)
- 2 ヴォーカリストとしての才能
- 3 写真家としての才能
- 4. 画家としての才能
- 5. 無意識に徹底されている京という個人・個性
- 6. 最後に
1. 京さんのプロフィール、軌跡※追記(2019/04/13)
1.1 プロフィール
京さんの基本的なプロフィールは以下のようになります。
本 名:西村 宏則
誕生日:1976年2月16日
出身地:京都府
血液型:B型
身 長:160cm
職 業:ミュージシャン、ヴォーカリスト、作詞家、写真家、画家
活動バンド:DIR EN GREY、sukekiyo
ジャンル:ヘヴィメタル、オルタナティヴ・ロック、ロック、アンビエント等
音楽を中心に自らの世界観を広げる活動として、写真家や画家としての一面も持ち合わせています。
近年ではオリジナルキャラクターの「ゼメキス家」を生み出し、グッズ作成やカフェオープンなどの活動の幅を広げています。(詳しくは後述)
1.2 京さんの生い立ち〜DIR 結成まで〜
京都府で生まれ育った京さん。幼い頃はパン屋を経営しているご両親が多忙で、幼少期の思い出や写真といった記録はほどんどなかったそうです。
ただ、決して暗い少年ではなく、小学生の頃は友達と仮面ライダーごっこやゲームで遊ぶ普通の少年だったようです。一方では、特定のグループには属しないなど、少し変わった少年でもありました。
中学生になると、思春期も相まって、世の中に対する不満や疑問を強く抱き始めるようになります。同時にBUCK-TICKやXといったバンドに興味を持ち始めます。(余談ですが、両バンドに引かれた理由は髪型がアニメキャラのようだったからだとか。アニメも好きだったみたいですね。)
バンドと言えばギターという考えがあり、HIDEさんが好きだったこともあって最初はギターに挑戦したのですが見事に挫折してしまいます。その後はベースを借りて遊んだりもしたようですが、基本的にヴォーカリストに惹かれている事もあり、ヴォーカリストの道を選ぶこととなります。
音楽にのめり込んだ京さんは色んな音楽を買いあさって自分に引っかかる音楽を求め始めます。THE STALIN、GASTUNK、メタリカなど様々な音楽を聞いており、激しい音楽を好んだようですが、バンダナが似合うバンドが苦手でメタリカとかには引かれなかったんだとか。
中学を卒業後は京都の中央市場で仕事を始め、同じ市場で働いていたバンドマンからローディーをやらないかと話を持ちかけられ、本格的にその道に足を踏み入れるようになります。ローディーの傍で自らもバンド活動を始めるようになります。
親からは反対もされたようですが、バンドで食っていくと確固たる意志を貫き現在まで活躍をされてきました。
バンド活動においては京さん自身の中で絶対的な理想像があり、それに対して妥協は一切しなかったとのことです。
お客さんの反応を感じるよりは自分が追い求める満足感を感じたいとの思いでステージに立っており、気にくわないことがあればMCで文句を言ったり、竹刀を振り回すなどしていたようです。
後述しますが、この頃から上手く歌うということに関心がなく、その場の空気感や世界観を作り上げることにエネルギーを使っているようでした。
その後はいくつかのバンドを経た後にDIR EN GREYを結成するようになります。
1.3 DIR EN GREY での活動
バンドとしての詳細は下記のリンクを見ていただきたいと思います。
DIR EN GREYの2ndアルバム「MACABRE」では自分のイメージややりたい事を盛り込んだものの、歌や声というものには貪欲に考えていなかったようです。
しかしツアー中に患った突発性難聴により、自分はいつまで歌えるのかわからないと感じ、DIR EN GREYの活動を悔いの残らないようににすべく気持ちを切り替えるようになります。
その後のヴォーカリスト京としての詳細は後述いたします。
1.4 京さんの性格
京さんの自己分析では、自分は人とはうまく行かないという拒絶的な部分があるとのことでした。
実際若い頃は周りからは対人恐怖症と言われるくらい話をしなかったそうで、現在でも積極的に他人と関わることはしないようです。
DIRのメンバーとも距離を保っているようですが、この緊張感が、より良いライブをつくり出すことにつながるとも考えているようです。
一見すると愛想がないようも見えますが、裏はしっかりしているというのが僕の考えです。
SUGIZOさんや千原せいじさんとの対談では常に物腰柔らかく話をされており、礼儀正しく見えます。
また、千原せいじさんとの対談では、「僕は意識して分けてるつもりもないですけど、普段からライブみたいな感じだったら、ただの気狂いですからね。」と発言しており、オンとオフを切り替える事が出来る人なんだとわかります。
同対談では更に以下のような発言をしております。
「そうですね。僕もやりたいからやるだけだし、そのときの瞬発力は高いと思う。今はまたやりたいことがたくさん出てきちゃってるから、これからそれをまたカタチにしていくだけなんですけど、とにかく今は時間がなくて。僕は「これがひとつ終わったら、次はこれ」みたいにはできないんですよね。それぞれが散漫になっちゃうというか。」
火が付くとどこまでも突き詰めるタイプのようですね。
京さんは基本的に芸術家向きの性格なのだと思います。
2 ヴォーカリストとしての才能
2.1 上手く歌う事に興味が無い、追求すべきは歌詩の世界感
DIR EN GREYの歌詩は、ほぼ全て京さんの手によって生み出されています。
メンバーの作ったデモテープを聴いた段階で、曲の世界観を感じ取り、自分の中から生まれてくる感情をそのまま表現し、歌詩としているのとの事です。
それがそのままメロディーとして採用される事もあるとか・・・・
歌詩はバンドの根幹にもある「痛み」を表現するものが多いですが、その内容は聴き手によって様々なとらえ方の出来るものとなっています。
京さん自身も生み出し終えた歌詩は自分の手を離れたものとなっており、聴き手に対して歌詩の意味を押し付けがましく伝えたく無いと言っていました。
ただ、最近発売された人間を被るでは、歌詩も難解なものではなく、ストレートに伝わりやすいものにしたらしいです(それでも聞き手によって感想は変わるものだとは思いますが)。
ライブでは楽曲や歌詩の世界観を追求するために、かつては痛みを表現するために、ライブ中にも関わらず、体を爪で傷つけ血だらけになるなど、楽屋裏で救急車が待機している事もあったそうです。
CD音源とは異なる歌い方をする事もあり、その時の自分の感情や会場の雰囲気などで、表現方法も変わっています。
よく、京さんは歌が下手と言われることがありますが、実はCDにも負けないクオリティで歌う事もできます。
UROBOROS以前は、過激なパフォーマンスやCD音源とはかけ離れた歌い方を行い、楽曲の世界観を表現していましたが、ファンの子に自身の想いが本当に届いているのか?
と疑問を感じられたようです。
その疑問から、自分だけではなくオーディエンスを引っ張って行く必要あると感じ始め、自分の持つ世界観をアルバムUROBOROSに凝縮し、それを100パーセントライブで再現するようにしたようです。
そうして歌う京さんの歌唱力は、CD音源にも劣らないものとなっていました。
2.2 唯一無二のヴォーカリストとしての歌唱能力
以下Wikipedia引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/京_(ミュージシャン)#ボーカリストとして
地声(ミックスボイス含む)での音域は、lowE〜hihiC(3.5オクターブ弱)であり、インディーズ当時より1オクターブ以上も広がっている(ホイッスルボイスの最高音はhihihiG#(G#7))(ROTTING ROOTの3:11付近)。一般成人男性の地声の平均声域はlowG(G2)〜mid2G(G4)(2オクターブ)程度であることから、比較すると、一般的な成人男性の平均値よりも、かなり幅広い声域を持つことが窺える。
様々な歌唱法を使用しており、非常に高い音域のファルセット、グロウルボイス、ガテラル、シャウト、スクリーム、ホイッスルボイスなどを多用する。
上記の歌い方に関して京さんは、色々な歌い方をなんとなく歌えている人は多くいるけど、一つ一つを高いレベルまでに歌えている人はいないと言っており、自身はそれができるようになろうと、研究を重ねていたようです。
鍛錬の結果として、どの歌唱方法も非常にレベルが高く、海外のメタルのボーカリストランキングでも名を連ねるようになったとか。
忘れてはいけませんが、ここまでの歌唱方法を身につけたのは、歌詩の世界観や楽曲の世界観を表現するためだということですね。
3 写真家としての才能
近年の京さんは音楽活動自以外にも絵を書いたり写真を撮るなど、表現の幅を広めていっていますが、京さんが撮る写真は素敵な花や微笑ましい家族写真ではありません。
被写体は、人の手によって作られ、使われ、捨てられ、廃棄物となった忌み嫌割れるものであり、そこには人の負の部分が感じられます。
そういったものに惹かれる京さんは、人の負の部分に対して敏感なのかもしれません。
紛争地帯で、戦争の悲惨さを訴えるカメラマンも人の負の部分を写真に納めていますが、彼らの写真からは負の部分を見つめ直し改善していこうという想いを感じることがあります。
しかし、京さんの撮る人の負の部分の写真からは、環境を綺麗にしようだとかの想いは感じられず、むしろ、「人とはこういう生き物なんだろう」と言われているかのように感じます。
写真家に詳しくはありませんが、京さんの撮る写真もやはり、独特の感性から生まれる唯一無二のものとなっているのでは無いでしょうか。
https://www.cinra.net/interview/201404-sukekiyo?page=2より画像引用
4. 画家としての才能
「輪郭」のCDジャケットは今日さんが作成しております。これまで特に絵の勉強はされてなかったようで、歌詩同様に自分の中の感性をあるがままに表現したと言っていました。
率直に言ってしまえば不気味ですし、何を感じとれば良いのか迷ってしまう絵です。ただ、京さんが自身の中にあるものを目に見える形で表現したときにこのようなものが生まれたのです。
純粋な子供の落書きからは決して生まれない禍々しさ、良識ある大人は決し描かないであろう異常さ、やはりある種の芸術的なセンスがあるのでは無いかと僕は思ってしまいます。
一方でゼメキス家と呼ばれる謎のキャラクターが主人公の絵本作成も手がけております。
可愛いキャラクターが出てくる作品であるのと同時に、非常に考えさせられる作品となっています。
ちなみにゼメキス家はラインスタンプとしてもゆるキャラ?としても登場し、特に人気のあるぺニュとホイというキャラクターがアプリゲームとしても活躍しています。
少し前にはまさかのコラボカフェ展開という。
出典元:https://collabo-cafe.com/events/collabo/dir-en-grey-kyo-the-zemeckises-cafe2019/
こういうのを許可するあたり、なんとなく京さんの人の良さが垣間見えます。
5. 無意識に徹底されている京という個人・個性
5.1 自分の感性を何よりも優先させる
己という存在に制御をかけず、周りの目を気にせずに生きれば、人は他人とかぶる事は決してない。というようなことが雑誌に書かれていました。常に自分の感性を一番に生きてきた京さんだからこそ、独自の世界観、唯一無二の存在となっているのだと思います。
京さんは重要なミーティングの時も眠っていたり(ダイナマイトトミーさんがいる中でも)、ライブの打ち上げにもほとんど参加されないとか。
ライブ後の食事でさへ、シャワーを浴びながらコンビニで買った食事を食べるという、とにかく興味の無いことはやらない、時間をかけないなど無意識に行なっているそうです。
ただし、興味の無い事をやらない代わりに、表現者としての能力を高めることに時間を使っている・・・という訳では無いようです。
表現したいと思った時に表現する事が重要なようで、やはり自分の気持ちを大切にされているのだと思います。
言い方は悪いですが、やりたく無い事はやらない、やりたい事も気が向いたらやる。という感じです。ただし、スイッチが入った時は、とんでも無いものを生み出す。これはやはり一種の才能なのでは無いでしょうか。
5.2 表現者としての容姿
なんども言いますが、京さんは表現者であり、己の中にあるものを見聞きできる形として表現することに強いこだわりを持っています。そのため、容姿も20年のキャリアの中で大きく変化をしています。
典型的なビジュアル系、ジャージ姿であごひげを生やす、坊主のロッカー、骸骨のようなメイク、金髪短髪、宣教師のような格好(一番上の画像)など、年代毎に見た目はだいぶん変わりますが、どれもカッコよくなるのが不思議です。
メイクもですが、身体中に掘られた刺青は京さんの凄みを一層強くさせている気がします。あの刺青を見るだけでも、この人はロッカーなんだなと強く感じてしまいます。
6. 最後に
京さんほど自分の感性にこだわりを持ち、世界観を作り上げているミュージシャンはなかなかいないのでは無いかと思います。
多くのミュージシャンが愛情、別れ、夢、希望、反社会、疑問を音楽として表現していますが、京さんの表現するものは、「生々しい痛み」、「隠された狂気」、「歪な愛」のような、おおよそ一般の人が目を背けているものばかりだと思います。
多くの人が目を背けながらも、内心では抱えているこれらのネガティブな感情を、次々と生み出す京さんはやはり一種の天才なのでは無いかなと僕は思います。
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【レビュー・感想】GACKTさんの性格・人物像を 自伝「自白」より読み解いていく
「自白」はGACKTさんの自伝です。幼少期からMALICE MIZER結成・脱退、ソロ活動開始時代など、今ほどメディア出演に活発的でなく、ミステリアスな雰囲気だった頃にGACKTさんが何を思い活動をしていたのかが赤裸々に語られています。
本記事では「自白」を参考にGACKTさんの性格・人物像を読み解いていきます。
- 1. 死」を猛烈に恐れつつも、「死」にとらわれていた
- 2. 負けたくない〜その想いからわかり始めた音楽の楽しみと自分の居場所〜
- 3. 大きな出会い〜自分の人生との向き合い方〜
- 4. MALICE MIZERとの出会い〜世界進出という目的
- 5. マダガスカルでの決闘〜自覚した自分の性〜
- 6. ファミリーの存在〜仲間のためにどのような存在であるべきか〜
- 7. 決められた枠の中で、出来ることを最大限まで挑戦する
- 8.最後に
1. 死」を猛烈に恐れつつも、「死」にとらわれていた
GACKTさんは少年時代に15回走馬灯を経験している、つまり死にかけた経験があるそうです。本人曰く、それほどヤンチャな少年であり、自分から死へ向かう傾向があったとのこと。
決して自殺願望があったわけではなく、突発的にそのような状況に立たされていたようです。死と直面する中で、恐怖を感じるとともに、死というものにギリギリまで近づき見極めたい。そう思っていたそうです。
当時の自分をGACKTさんは「異常だった」と綴っています。
そもそも、少年時代は生の意味がわからず、自分の生きている価値はどこにあるのかと思っていたようです。
このような考え方は、後にGACKTさんのいたバンド、MALICE MIZERにも反映されているような気がします。
2. 負けたくない〜その想いからわかり始めた音楽の楽しみと自分の居場所〜
幼い頃よりピアノを学んできたGACKTさんですが、ピアノを「やらせれている」と感じ、苦痛であった時期もあったようです。
当時の先生たちはスパルタの人も多く、よく叩かれており、どうすればピアノを辞めさせてもらえるだろうと常に考えていました。
その後、様々な反抗をした結果、11歳の時にピアノを辞められたとのことです。
しかし、中学生の頃、仲の良い友達がレベルの遥かに高い演奏をするのを聞いて、負けず嫌いの精神からピアノを再開します。
その日から学校にもいかず、ひたすら高難易度の楽譜を買いあさりピアノの練習を続けていたそうです。
当然、周りからは精神をおかしくしたのかと心配もされたみたいです。
この負けず嫌いな精神と、一度やり始めたことはとことんやり続けるというのは今も昔も変わらないようですね。
ピアノを続け、音楽の楽しみがわかり始めた頃に、ドラムと出会い、高校時代はひたすらドラムに熱中したそうですが、バンドには興味がなかったようです。
なぜなら、英才教育で音楽をやってきたGACKTさんからすれば、バンドなんて下手くその集まりで、内心バカにしてたのです。
しかし後にヘルプとして入ったバンドで、クラッシックとは違うバンドのパワー、一人一人の責任感、お客さんの熱量などを感じ、自分だけの居場所を見つけることができたようです。
それ故に、GACKTさんにとっての音楽とは掛け替えのないもので、常に本気で向き合っていくものとなったのかもしれませんね。
3. 大きな出会い〜自分の人生との向き合い方〜
高校卒業後、ベンドのヘルプをしながらカジノの仕事をしていたGACKTさんに大きな出会いがあります。
それは某実業家との出会い。
彼は「自分の人生を本気で素敵と思って生きたいか、自分自身はどうでもいいと思って生きたいか。どっちがいい?僕は自分の人生を本当に素敵だと持って生きているよ」とGACKTさんに言ったそうです。
自分よりも遥かに富も名声もある人からの人生の生き方、考え方を学び、自分もそうなりたいと感じた瞬間でした。
GACKTさんの歌や歌詞に元気がもらえるのは、彼自身が人生を素敵なものにしたいと考え、それがみなさんに届いているからなのかもしれません。また、GACKTさんの活動が音楽だけに止まらないのも、人生をより素敵なものにしたいという思いが根底にあるからなのかもしれません。
4. MALICE MIZERとの出会い〜世界進出という目的
MALICE MIZERのmana様とは知人を介して知りあったそうです。
初めて出会った時のGACKTさんの服装は髪も長く、後ろで一つにくくっておりスーツ姿、スポーツカーで現れたとのことで、mana様はドン引きしてたみたいです。しかしmanaさんもゴスロリの格好をしていたのでお互い引きあってたみたいです。
MALICE MIZERの持つ中世の世界観、そしてメンバーの人間性の面白みがGACKTさんの心を動かし、一緒に活動をすることとなります。
その時からGACKTさんは、自分の描いている世界を本当に形にできるのであれば、間違いなくアジアを獲れると考えていました。自分たちはアジア人であり、アジア人として世界に出る。それがMALICE MIZERならできる。本気でそう強く信じていたようです。
GACKTさん曰く「本気になること。そしてそれを行動に移すこと。人生はそれからだ」。
目標を大きく持ち、そして本気で行動する。これこそがGACKTさんがここまで大きくなった考え方です。
5. マダガスカルでの決闘〜自覚した自分の性〜
MALICE MIZER解散後、ソロ活動を始めたGACKTさん。その後は死に物狂いで活動し、時には人と争い、信じられるメンバーと絆を深めながら前へ進んでいきました。
そんな時、NHKの仕事でマダガスカル島の部族と決闘をすることがありました。
殴ってはダメ、蹴ってはダメというルールの中で、突然対戦相手に殴られたGACKTさん。それでキレてしまって、対戦相手の首を折る一歩手前まで追い詰めてしまったようです。
ファンには見せられない姿ではありますが、その時、
自分の危険な部分や弱い部分としっかりと向きあうとともに、そういう部分を解放して闘う姿を見せる。それこそが自分の生き方だと感じたそうです。
マダガスカル島から帰ってからGACKTさんは苦手な人付き合いから逃げずに積極的に向き合うなど、社交的になってきたようです。自分と向き合い、苦手なものから逃げない、そういう闘う姿勢がファンの方にも伝わっているのかもしれません。
6. ファミリーの存在〜仲間のためにどのような存在であるべきか〜
GACKTさんはの周りには実業家、オーナーと呼ばれる仲間(ファミリー)達が沢山います。
彼らは上に立つものとして、他人の人生を背負うということがどういうことなのか自覚している人格者ばかりのようで、そんな彼らの姿を見て、GACKTさんも仲間やファンのためにも負けるわけにはいかない。と強く感じ始めたようです。
ファミリーが苦しんでいる時、彼らは決して助けを求めたりはしない。しかしそんな時はファミリーの誰かが勝手に助けに行く。そんな関係なようです。
他人を思いやるその姿勢は、GACKTさんにも当然あるわけで、そう言った部分に惹かれたファンも多いのではないでしょうか。
7. 決められた枠の中で、出来ることを最大限まで挑戦する
ライブでは会場の規制により演出が禁止されてしまうことがたくさんあるようです。
しかし、GACKTさんは課題と一つ一つ向き合い、スタッフとともに情報を共有し、どうすれば演出をさせてもらえるのか、常に全力で考えているようでした。
どんなものにも抜け道が必ずある。自分の求める世界観を表現するためには決して妥協をしない。この姿勢があるからこそ、他のアーティストとは別格の表現者となっているのかもしれません。
下弦の月、上弦の月ツアーでは雨を降らせる演出をしていますが、これは他のアーティストでは、絶対できない。とGACKTさんは言っています。本人は優秀なスタッフのおかげと言っていますが、そうした人が集まるのも、やはりGACKTさんの人徳のなせる技ではないでしょうか。
8.最後に
8.1 GACKTさんの世界観を上手にまとめている記事の紹介
こちらの方は本当にGACKTさん、MALICE MIZERを愛しているのが文面から伝わってきます。脱退からライブの世界観まで幅広く取り扱っていますので、ぜひご覧ください!
8.2 GACKTさんオススメのライブ
Gackt LIVE TOUR 2005 DIABOLOS Disc 1
ディアボロスの東京ドームライブです。このライブはGACKTさんの中での一つの集大成ではないかと思っております。
会場の関係からSMAPですら使用禁止だった馬を乗りこなして登場するあたり、ライブを作り上げるに当たって行くつもの課題を乗り越えてきたんだなとしみじみ思います。
8.3 GACKTさん監修の時計
incentive-to-innovation.hatenablog.com
僕の記事です。GACKTさんに興味を持たれたなら、GACKTさん監修のこの時計も是非見てほしいなと思い載せました。
どうでしょうか?少しはGACKTさんの人物が垣間見えたでしょうか?
GACKTさんの事は僕も大好きなので、今後も少しづつ書いていきたいと思います。
【レビュー・感想】投資信託を始めようと考えている人におすすめ「はじめての人のための3000円投資生活」
今回は投資信託に関する本をご紹介させていただきます。
それはこちら!
はじめての人のための3000円投資生活!
こちらの本は
①投資信託を始めてみようか悩んでいる人
②将来の資金状況に不安がある人
③お金の管理の仕方を見直したい人
におすすめです。
これらの悩み不安を、3000円投資を通して、改善して行こうという前向きな内容となっています。
それでは簡単にではありますが、どのようなことが書かれているのか、紹介させていただきます。
- 1. 3000円投資ならば、無理なく誰にでも始められる!
- 2. 3000円の投資を20年続けた場合
- 3. 景気の不況による市場暴落が起きたらどうなるの?
- 4.ネット証券会社はどれがいいの?
- 5 . どの投資信託を買えばいいの?
1. 3000円投資ならば、無理なく誰にでも始められる!
こちらの書籍でおすすすめしている投資方法は極めてシンプルな方法です。証券口座を開き、月3000円で投資をスタートし、バランス型の投資信託を買うだけです。それ以外にやる事はなく、基本的にはほったらかしにしておいて大丈夫です!
投資は怖い、面倒臭そうと思う人も、この方法で投資信託を始めれば、「お金が成長する仕組み」を作り、学ぶことができます。
個人的には3000円くらいなら無理なく続けられるんじゃないかなと思います。投資はすごく勉強して行うことが大事だとは思いますが、まずは案ずるより産むが安し!やってみればなんとなく分かることも増えてくるはずです。
2. 3000円の投資を20年続けた場合
投資信託の利回りを3%で20年運用するとすると、
20年後の投資額は72万円、運用益は26万4906円となります。
20年でこれだけしか増えないと思う人もいるとは思いますが、投資信託を3年くらいやってみて慣れてきた頃にはもっと投資してもいいのかなと思えるようになっていますので、投資額、運用益とももっと大きな額になっていると思います。
先に言っておきますが、投資信託はデイトレードのような短期的に利益を生み出すものではありません。長期的な投資を継続することで貯蓄を増やしていくというものです。
3. 景気の不況による市場暴落が起きたらどうなるの?
基本的に経済や投資のプロでも景気や市場の動向を予見するのは難しいものです。なので投資初心者の方は、市場は読めるのものではなく、安定したものではなということを念頭に入れておきましょう。
過去には、オイルショック、ブラックマンデー、ITバブル崩壊、同時多発テロ、世界金融危機で市場が大暴落をしたことがありますが、短くて3年、長くて10年ほどで回復し、その上で右肩上がりに成長をしていっています。(ただし、例えば投資を30年続け60歳で投資金額を回収しようとした時に不況の影響が出た場合などは、必要な時にお金が入ってこないリスクもあります。)
投資先の基準価格は毎日変動し、上がるときも下がる時もありますので、一喜一憂せず、とりあえず3000円投資で1年間様子を見てみるといいかもしれません。
4.ネット証券会社はどれがいいの?
本書では以下の証券会社をお勧めしています。
4.1 SBI証券
商品が豊富、売買手数料が全体的に安い、夜間取引ができる。
こちらの方が素晴らしくまとめられています。
4.2 楽天証券
楽天銀行の口座と連携させれば、様々なメリットがあり、楽天証券などで使えるポイ
ントがある。
4.3 マネックス証券
30万円以下の取引なら上の2つの証券会社より手数料が安い。
4.4 カブドットコム証券
経営母体が三菱UFJファイナンシャルグループなので安心感がある。
5 . どの投資信託を買えばいいの?
3000円投資を始めるならばまずはバランス型の投資信託が良いそうです。バランス型投資信託は、日本の株式や債券、外国の株式や債券などがバランスよくパッケージ化されており、それをプロが運用しているものです。
ちなみに、どの投資先が良いかは本を買ってみて確認してみてください。
もう一歩踏み込んだ投資がしてみたい方にはインデックスファンドをお勧めしております。
こちらの方もおすすめの投資先が本に乗っていますので、購入して確認してください。
【レビュー・感想】DIR EN GREY 9thアルバムまでの変遷と新作【人間を被る】の感想
まずはこちらをご覧ください。
新作「人間を被る」を製作するに当たって、過去の自分たちを見つめ直す必要があったようですね。
このシングルが作成されるまでの間、彼らはライブにてmode of ○○(○○は過去に作製したアルバム名)というライブツアーを行っており、過去の作品を演奏する事でDIR EN GREYとはどのようなバンドであったのか再定義を行なっています。
そこで今回、改めてDIR EN GREY のバンドとしての歴史を、アルバム毎の特徴から読み解いていきたいと思います。
1. デビューから結成20年目の本作に至るまでのアルバムの特徴
BARKSインタビューでも説明していますが、DIR EN GREYはその時々で常に音楽性を変化させています。簡単に各年代ごとのアルバムを紹介させていただきます。
1.1 1stアルバム GAUZE
DIR EN GREYはデビューにあたってX JAPANのYOSHIKIさんをプロデューサーに迎え入れており、本作品でもシングル曲を中心にアレンジ等がなされています。
ゆらめき、予感、アクロの丘などのメロディアスで間口の広い曲もあれば、残のような残酷な歌詩、アグレッシブな曲も入っており、90年代のV系のメロディアスな部分と、極端に過激な部分がミックスされたアルバムとなっています。
この頃はメジャーデビューと同時にYOSHIKIさんプロデュース、LAレコーディングと、右も左も分からない中での活動であったと本人たちも言っています。
それ故にメンバーの意志とは違った形の作品になったようですが、TOUR14 PSYCHONNECT -mode of “GAUZE”?-を見た感じだと、それほど違和感があるようには感じませんでした。
しかし、 京さんはGAUZEが今の自分のモードに合わないとも言っており、このツアーに関しては、お祭りのようなものとも発言していたようです。
ちなみ、この頃のDIR EN GREYに強く影響を受けているV系バンドはたくさんいる模様。
1.2 2ndアルバム MACABRE
前作では、前述のように、プロデュースやメジャーな舞台での環境の変化などから、理想とした音楽が作れなかったとメンバーは言っており、今作でようやくメンバー自身の思い描いていた作品が完成する事になりました。
本作作成時は民俗音楽やプログレをメンバーが聞いており、その影響が反映されています。
また、アルバム全体像を見据えた段階で、一つの物語を描くという思いに駆られていたようです。
民俗音楽、宗教音楽の要素や金属的なエフェクト、京さんのシャウトを中心としたアプローチ、Shinyaさんの手数の多いドラムプレイなど、前作よりもよりDIR EN GREYが本来持つオリジナリティがはっきりと形になったアルバムとなっています。
V系に限らず多くのアーティストが、一般受けを意識しながら自分の音楽と向き合っていく中で、DIRは自分たちの音楽が例え大衆受けをせずとも、欲求に素直に音楽そのものを深く進化させて行く道を選ぶ事となります。
1.3 3rdアルバム 鬼葬
MACABREでは構築性のある曲が多くライブ中では冷静さが求められたことから、本作ではライブ感を重視した、荒々しく熱のある楽曲が多くなっています。
このアルバムからダウンチューニングや7弦ギターの使用が行われ始め、京さんは自分にしかできないヴォーカルスタイルを確立すべく、多彩な音質を使い分けるようになってきたようです。
歌詩の内容としては少し生々しく、かつ変態チックなものが多くなった気がします。2000年初頭、DIR EN GREYが日本の音楽シーンで突き抜けて目立ち続けていたのは、過激な歌詩(それでも人の心に何かを語りかける力のある詩)、圧倒的なパフォーマンス、幅広い楽曲性があったからなのかもしれません。
ただ、個人的には、この時のDIR EN GREYは、ライブや作曲のなかで実験的な取り組みを多く行っており、非常に不安定でもあり、方向性が定まっていなかったような印象がありました。
この時期のDIR EN GREYだからこそ生まれた作品と言えます。
1.4 4thアルバム VULGAR
「痛み」をテーマにしたアルバム。
本作ではメンバーがよりヘヴィでコアなモノを求め完成されています。ギターはドロップDやドロップC♯を、ベースは一音下げとドロップC♯となり、京さんはデスヴォイス、ラップスタイルのフェイクなどさらにアプローチを広げています。
ヘヴィロックといっても曲調は様々であり、収録曲のDRAIN AWAYではラウドなサウンドと和の融合、R TO THE COREではメロディックコアの質感たっぷりの疾走、CHILD PREY ではパンク調が炸裂するなど、他のバンドでは作れない世界観が確立されています。
鬼葬の頃の実験的な活動の果てに行き着いたアルバムであり、現在のDIR EN GREYがライブを行ってもしっくりきます。このアルバムではDIR EN GREY の根幹にあるものが表現されたとともに、次なるステップへと突き進む可能性を大きく感じる事ができます。
1.5 5thアルバム Withering to death
前作がラウドでヘヴィな作品だとすると、今作はその対極にある綺麗で聞きやすいなメロディが多いように感じます。
聞きやすい中にも、前作で培われたヘヴィさは生きており、メロディアスとヘヴィなバランスで成り立っています。
本作からはギターソロが消え、その代わり曲の場面ごとに変化するフレーズが多くなっています。
ちなみに日本版『ローリング・ストーン』誌が2007年に選定した「日本のロック名盤100」では34位にランクインしており、これは、2000年代に発売されたアルバムの中では最高位となっています。このアルバムは海外でも発売されており、DIRが海外進出を果たす第一歩となったようです。
1.6 6thアルバム THE MARROW OF A BON
この時期からバンドは本格的に海外進出をしていきます。海外のアーティストや熱狂的なオーディエンスに刺激され、完成されたのがこのアルバムであり、メタルコアの要素が強く反映されています。国内外でのライブを重ね、DIR EN GREYの実力が徐々に海外にも伝わり始めたのが丁度この頃ではないでしょうか。
1.7 この6thアルバムまでをおさらいすると
■GAUZE
本人達の意向が上手く反映されなかったアルバム。
90年代のV系のメロディアスさとDIRの過激さが滲み出始めている。
■MACABRE
本人達の意向を反映させた初めての作品。
宗教などの様々な音楽要素を取り入れ始めた。
■鬼葬
ライブを意識したアルバム。
重低音を取り入れ、ヴォーカルも多彩な音を使い分け始めた。
■VULGAR
ヘヴィロック志向のアルバム。
ヘヴィな中にも様々な曲調を融合。
■Withering to deth
メロディアスとヘヴィなバランスで成り立っている。
曲の場面ごとに変化するフレーズが増えた。
■THE MARROW OF A BONE
海外進出による影響が反映されたアルバム。
メタルコア要素が強い。
簡単にこんな感じになります。あくまで主観ですが・・・
そしていよいよあのアルバムが出ます
そう
1.8 7thアルバム UROBOROS
世界17カ国で同時発売。名実ともにそれまでの集大成と言える作品となり、米ビルボード誌のThe Billboard 200(アルバム総合チャート)で114位、トップ・ヒートシーカーズチャートで1位を記録しています。
このアルバムはメタルなんですが、中東のメロディを取り入れたフォークメタル色が強いと言われています。
こちらの方が上手くまとめてくれているのでご参考ください!
1.9 8th アルバム DUM SPIRO SPERO
本作より7弦ギター、5弦ベースに完全に切り替えています。しかもダウンチューニングです。Toshiyaさんはスラップを多用するようになっています。
今作品は非常に作り込まれており、京都の小路地のような作品と京さんがいっていました。確かにUROBOROSUよりもマニアックな印象の楽曲が多い気がします。
下記のリンクで別の方がレビューしてくれていますが、確かにそうだなと思う意見が別れるアルバムとなっています。
DIR EN GREY 『Dum Spiro Spero』 レビュー : Welcome To My ”俺の感性”
1.10 9thアルバム ARCHE
曲の音源データをやり取りしながらそれぞれがやりたい事を煮詰めていくことが多く、それが顕著に現れたのが過去二作。
本作では凝るような事はせずにシンプルであるように意識して作ったと言われています。
過去二作が音を注ぎ足しなが作るのに対し、本作は音を引き離しながら曲の造形を作るという新しい試みがされたようです。
前作に引き続き7弦ギター、5弦ベースをのローチューニングを採用しており、メロディアスでキャッチーな曲が多くなっています。メロディとアンサブルの美しさが際立ったアルバムとなっています。
DIRを聞いて見たいという友達には、このアルバムとUROBOROSを紹介しております。
2. これまでの経緯を振り返っての新作 人間を被るの感想
これまでのアルバムを振り返って今作人間を被るの感想です。
9thアルバム『ARCHE』からの流れを汲み、以前のようにどんどん付け足して長尺にはせず、無駄を間引いて、如何にコンパクトに凝縮させて聞かせるかという方向性を意識している曲のため、確かに聞きやすいものとなっています。また、全曲のマスタリングをマイケル・ジャクソンやマドンナなどを手掛けたブライアン・ガードナーが担当しており、世界に向けた意欲作となっています。
歌詞はこちら
京さんは基本的に歌詞の意味は受け手が感じたまま解釈してほしいとのことです。
なんとなくですが、生きる意味を問いかけているのかなという印象です。これまでの歌詩は読解が複雑なものが多かったのですが今回はすんなりと歌詩が耳に入ってきました。
ここ最近のシングルはいずれも聞きやすいメロディでありながら、DIRの幅広い楽曲性が盛り込まれているという印象です。
これまでの6thまでのアルバム作成の中で、楽曲の幅が広がり、楽器隊の演奏方法も進化をしていきました。
ヴォーカルの京さんは今では国内屈指の表現力と、様々な歌い方ができる表現者となり、その結果として一つUROBOROSが生まれ全世界で評価される作品が誕生しました。
その後、さらなる深化をした作品がDUM SPIRO SPEROであり、よりDIR EN GREYとしての密度を高め、密度はそのままによりシンプルに聞きやすい楽曲としてアルバムARCHEが誕生しました。
その流れを引き継ぎ生まれたのが今作であると私は思います。よりシンプルに、伝わりやすい歌詩とメロディを今後も続けていくのか、彼らの動向に目が離せませんね!
それではおやすみなさい!
incentive-to-innovation.hatenablog.com
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【レビュー・評価】MIYAVI の使用ギター Tailor(テイラー)に似ているギター
皆様、サムライギタリストMIYAVIさんをご存知でしょうか?
簡単な生い立ち等をまとめておりますので、よければお読みください。
incentive-to-innovation.hatenablog.com
MIYAVIさんは元Dué le quartzというバンドでギタリストをしており、その後わずか19歳でソロデビューしております。ちなみにその時の事務所はPS COMPANYというV系専門の事務所でした。
MIYAVIさんはバンド時代ギタリストとして活躍されており、その頃から世界を視野に入れた活動がしたかったようで、自分がギターを弾く意味を常に考えていたようです。
世界にはすでに様々な影響力をもつギタリストが存在しており、その中でどうすれば自分という個性を世界から認めてもらえるのか、自分の想いが届くのかを考えて考えて、そして一つ形になったのが、MIYAVI独自のスラップ奏法でした。
独自のスラップは三味線に影響を受けたようです。MIYAVIさんは日本人として世界の舞台に立つため、スラップを取り入れ、そしてその想いを形にするために手に入れた刀(ギター)がこちら
一音一音がはっきりと素早く観客の心へ届くのが他のギターには無い魅力です。
アコースティックなサウンドからジャジーなサウンド、クリーンなエレクトリック・サウンドまで幅広く表現できるのもこのギターの魅力です。
さて、、僕は元々ベースをやっていまして、ギターでスラップをやっているMIYAVIさんを見たときはすごく衝撃を受けたのを覚えています。
実は咲き誇る華のようにのPVを見た時、なんだこのかっこいい柄のアコースティックなのかエレキなのかよくわからんギターは!!!という事がありまして、早速検索してみるとテイラーのギターだったというわけです。
ただね、高い_:(´ཀ`」 ∠):
いいものはいい値段がする。それは仕方のない事ですよ。
中古探しても当時は30万円くらいしてて、もう購入諦めようとしたその時見つけたのがこちら
http://www.ariaguitars.com/jp/items/other-brands/crafter/
crafter FA シリーズ
でございます!
韓国メーカの製品で、名前なんてちっとも知りませんでしたが、探し回ってここに行き着きました。
見た目とかまんまテイラーやないかと少し胡散臭くも思いましたが、当時中古で3万円ほどで売っていたので即購入笑
で、すいません画像をあげたかったのですが、友達に貸して2年ほど帰ってきてません。
音はこちらで聞いて見てください。
三木楽器アメリカ村店 CRAFTER SA-QM/Quilted Maple/Orange Sunburst
結構いいんじゃないでしょうか??
見た目もガラスコーティングしてあって綺麗でした。
MIYAVIさんのスラップに憧れテイラーギターを購入するか迷っている方はとりあえずこちらを購入してスラップを練習するのもいいのかもしれません。